よくわかる!ハムエッグ競技の魅力
二人一組で試合を行うゴルフの大会形式、ハムエッグ競技について説明します。この競技は、各ホールで二人の打ち数を組み合わせる様子が、ハムと卵のように相性ぴったりであることから、この名前が付けられました。
具体的には、各ホールで二人がそれぞれ打数を競い、良い方の打数をハム、もう一方の打数をエッグと呼びます。そして、このハムとエッグの打数を合計したものが、そのホールでのチームの打数となります。例えば、あるホールで仲間の一人が4打、もう一人が5打で終えたとしましょう。この場合、良い方の4打がハム、もう一方の5打がエッグとなり、合計9打がチームの打数になります。
このように、ハムエッグ競技では各ホールでどちらか一方が良い打数を叩き出せば、チーム全体の打数も良くなります。そのため、腕前に差がある仲間同士が組むことも多く、初心者と上級者が一緒にゴルフを楽しめるのが魅力です。真剣勝負の大会というよりは、親睦を深めるための催しとして開かれることが多く、穏やかな雰囲気の中で他の参加者と交流を深められます。ゴルフ仲間を増やしたい方にもおすすめです。
もちろん、チーム内で相談して作戦を立てたり、励まし合ったりすることで、ゴルフの技術向上にも役立ちます。チームで協力して良い打数を出すために、それぞれがどのクラブを使うか、どのコースを狙うかなどを相談します。また、ミスをした仲間を励ましたり、良いショットを褒め合ったりすることで、チームの士気を高め、より良い結果に繋げることができます。楽しみながら腕を磨ける、それがハムエッグ競技の醍醐味と言えるでしょう。