レインウェアがゴルフのスコアを左右する

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雨のラウンドでスコアが崩れる原因の半分は、実は技術的な問題ではなくウェアの問題です。動きにくいレインウェアを着ると、スイングが窮屈になりミスショットが増えます。また、防水性能が低いと体が濡れて体温が下がり、集中力やパフォーマンスが低下します。逆に言えば、優れたレインウェアを選ぶだけで、雨の日のスコアを5〜10打改善できる可能性があるのです。

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ゴルフ用レインウェアに求められる性能は一般的なレインウェアとは異なります。最も重要なのは「ストレッチ性」です。ゴルフスイングは体の回転運動なので、肩、背中、腕周りの可動域が確保されていなければなりません。次に重要なのは「透湿性」。雨の中で4〜5時間プレーすると、防水だけでは蒸れて内側から濡れてしまいます。透湿性が高ければ汗による湿気を外に逃がし、快適さを保てます。
レインウェア素材の比較
| 素材 | 耐水圧 | 透湿性 | ストレッチ | 重量 | 価格帯 |
|---|---|---|---|---|---|
| ゴアテックス | 30,000mm以上 | 25,000g/m²/24h | やや硬め | やや重い | 30,000〜60,000円 |
| ゴアテックスパクライト | 30,000mm以上 | 25,000g/m²/24h | 軽量で動きやすい | 軽い | 25,000〜45,000円 |
| 東レ エントラント | 10,000〜20,000mm | 10,000〜15,000g/m²/24h | ストレッチ性高い | 軽い | 15,000〜30,000円 |
| 各社独自素材 | 10,000〜15,000mm | 5,000〜10,000g/m²/24h | 商品による | 商品による | 8,000〜20,000円 |
| ポリウレタンコーティング | 5,000〜10,000mm | 2,000〜5,000g/m²/24h | 硬めが多い | やや重い | 5,000〜10,000円 |

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レインウェア選びで私が重視するのは「耐水圧10,000mm以上」「透湿性8,000g/m²/24h以上」「4方向ストレッチ」の3条件です。耐水圧10,000mmあれば通常の雨なら十分しのげます。透湿性が8,000g以上あれば蒸れにくい。4方向ストレッチなら腕を上げる動きも自然にできます。最近はこの3条件を満たすレインウェアが2万円以下で手に入るので、コスパは大幅に改善されています。

専門ライター
ゴアテックスは値段に見合う価値がありますか?

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年間10回以上雨の中でプレーする方なら、ゴアテックス製のレインウェアは間違いなく価値があります。防水性能の持続力が圧倒的で、数年使っても性能が落ちにくい。ただし、年に数回しか雨に当たらないなら、2万円前後の中価格帯で十分です。レインウェアの買い替え目安は2〜3年。防水スプレーで定期的にメンテナンスすれば寿命を延ばせます。
レインウェアのお手入れと長持ちさせるコツ

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レインウェアは使った後のケアで寿命が大きく変わります。使用後は必ず洗濯して汚れや皮脂を落としましょう。汚れが付着したままだと透湿性能が低下します。洗濯は中性洗剤を使い、柔軟剤は使わないこと。柔軟剤は撥水膜を傷めます。洗濯後は低温の乾燥機にかけるか、アイロンの低温で表面を熱処理すると撥水性が回復します。保管時はハンガーにかけて風通しの良い場所で保管しましょう。

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レインウェア以外にも雨の日に準備すべきアイテムがあります。レイングローブは濡れた状態でもグリップ力を発揮する専用品。タオルは最低3枚は持参し、グリップとボールを拭くためにこまめに使います。替えのグローブも2〜3枚あると安心です。雨の日のゴルフは準備で決まります。しっかり準備すれば、雨のラウンドも十分楽しめます。
