ゴルフカートの基本知識

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日本のゴルフ場の大半はカートを使ってラウンドします。カートには大きく「乗用カート」と「手引きカート」がありますが、ここでは主流の乗用カートについて解説します。乗用カートは4人乗りの電動またはガソリン式の車両で、カートパスと呼ばれる専用道路を走行します。最近はフェアウェイ乗り入れ可能なコースも増えており、ボールのすぐ近くまでカートで行けるため、プレーの効率が大幅にアップします。

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カートの操作はとてもシンプルです。アクセルを踏めば前進し、離せば減速します。ブレーキペダルは左足で踏む形式が多い。ギアは前進とバックの切り替えのみです。自動運転(リモコン操作)のカートも増えており、リモコンのボタンひとつで次の地点まで自動で移動してくれます。自動運転カートなら全員がカートから降りて自分のボールに向かい、プレー後にリモコンでカートを呼べるので非常に効率的です。
カートの種類と特徴
| 種類 | 操作方式 | 走行エリア | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 自走式カート | ハンドル・アクセル操作 | カートパスのみ | 自由に速度調節可能 | 安全運転の責任がある |
| リモコン自動運転 | リモコンでスタート・停止 | カートパスのみ | 全員がカートから離れてプレーできる | リモコンの紛失に注意 |
| フェアウェイ乗り入れ可 | ハンドル操作 | フェアウェイ+カートパス | ボールの近くまで行ける | 芝を傷めない運転が必要 |
| GPS搭載カート | ハンドル+GPS画面 | コースによる | 距離情報・コースレイアウト表示 | 画面操作に気を取られない |

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カートの安全運転で最も大切なのは「急ハンドル・急ブレーキをしない」ことです。特に下り坂や濡れた路面では車輪がロックしやすく、スリップの危険があります。カーブは十分に減速してから曲がること。同乗者がしっかり座っていることを確認してから発進すること。毎年カートの事故が報告されており、骨折や打撲などの重傷例もあります。ゴルフは楽しいスポーツですが、カートの運転は慎重に行いましょう。

専門ライター
カートのGPSナビはどう活用すればいいですか?

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最近のGPS搭載カートは非常に高機能です。グリーンまでの距離はもちろん、バンカーや池までの距離、コースレイアウトが画面に表示されます。活用のコツは「移動中にチラッと確認する」こと。打つ直前に画面を見てクラブを迷うと、かえってプレーが遅くなります。カートに乗っている時に次のショットの距離を確認し、降りる前にクラブを決めておくのが効率的です。
カート利用のマナー

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カート利用のマナーも押さえておきましょう。グリーンやティーイングエリアの近くにカートを停めないこと。前の組のプレーヤーがショット中はカートを停止すること。飲食物の持ち込みでカートを汚さないこと。使用後のカートにゴミを残さないこと。これらの基本マナーを守れば、全員が快適にプレーできます。

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カートの利用を効率的にするコツは「予測行動」です。自分の番が来る前にクラブを2〜3本持ってカートから降りておく。これだけでプレーのテンポが格段に速くなります。グリーンに向かう時はパターとアプローチ用のクラブを一緒に持っていく。ラウンド中の移動時間を最小限にする工夫が、快適なプレーと良いスコアにつながります。カートは便利なツールです。上手に活用してゴルフをもっと楽しみましょう。
