グリップは消耗品|交換が必要な理由

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ゴルフクラブで唯一体と接触する部分がグリップです。スイング中のグリップ圧は約5〜10kgにも達し、紫外線や汗、皮脂にさらされ続けるため、確実に劣化していきます。劣化したグリップは滑りやすくなり、無意識にグリップを強く握ってしまう原因になります。強く握りすぎると腕に力が入り、スイングがスムーズにいかなくなる。グリップ交換は最も費用対効果の高いクラブのメンテナンスです。

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グリップの交換目安は「40ラウンドまたは1年」です。週1回練習場に通い、月1回ラウンドする方なら、年に1回のグリップ交換が理想的です。ただしこれはあくまで目安で、使用頻度や保管状態、手汗の量によって劣化速度は異なります。交換のサインとしては、表面がツルツルしてきた、硬くなった、変色してきた、ひび割れがある、などが挙げられます。
グリップの種類と特徴
| 素材 | 特徴 | 手触り | 耐久性 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| ラバー | 最も一般的な素材 | 標準的な柔らかさ | 標準 | 万人向け |
| コード入りラバー | 糸を編み込んだラバー | 硬め、滑りにくい | 高い | 手汗が多い人、雨天プレーが多い人 |
| エラストマー | 柔らかい合成樹脂 | とても柔らかい | やや短い | 握力が弱い人、シニア |
| ハーフコード | 上半分コード、下半分ラバー | 上が硬く下が柔らかい | 標準〜高い | 左手のグリップを安定させたい人 |
| レザー(革) | 天然革巻き | しっとり、手に馴染む | 長い | こだわりのある上級者 |

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グリップ選びで見落とされがちなのが「太さ」です。グリップの太さは手の大きさだけでなく、打ちたい球筋にも影響します。太めのグリップは手首の動きを抑制するためフック防止に効果的。細めのグリップは手首が使いやすくなるためスライス防止に効果的です。標準の太さが合わない方は、下巻きテープの重ね巻きで微調整できます。

専門ライター
グリップ交換は自分でもできますか?

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十分にできます。必要な道具はグリップ交換溶剤(またはパーツクリーナー)、両面テープ、カッターの3つだけ。手順は、古いグリップをカッターで切って剥がす、シャフトの古いテープを剥がす、新しい両面テープを巻く、溶剤を塗ってグリップを一気に差し込む。作業時間は1本あたり5分程度です。コツは溶剤をたっぷり使ってグリップを素早く差し込むこと。乾くと動かなくなるので躊躇せず一気に押し込みましょう。
グリップ交換の費用と頻度

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ショップに依頼する場合、グリップ代+工賃で1本あたり800〜2,500円程度。14本全て交換すると11,000〜35,000円になります。自分で交換すれば工賃が浮くので、グリップ代と溶剤代のみで済みます。グリップは1本500〜2,000円程度なので、14本で7,000〜28,000円。工賃の節約分で1ランク上のグリップを選ぶことも可能です。

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グリップ交換は新しいクラブを買うよりもはるかに安く、確実にスコア改善効果がある投資です。新品のグリップの吸い付くような感触は、それだけで気持ちよくスイングできます。普段のケアとしては、ラウンド後に濡れタオルでグリップを拭いて汚れや脂を落としておくこと。これだけでグリップの寿命が延びます。年に1度のグリップ交換をぜひ習慣にしてください。
