パターグリップの種類と選び方|太さ・形状でパッティングが安定する理由

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パターの調子が安定しない原因は、ストロークではなくグリップ(握り方と装着グリップの両方)にあることが少なくありません。パターグリップは太さ・形状・重さで手首の動きやすさが大きく変わるパーツで、交換費用は1,000〜3,000円程度。クラブ買い替えより圧倒的に安くパッティングの安定感を変えられる、最も費用対効果の高いカスタムです。

この記事では、パターグリップの種類(太さ・形状別)の特徴、自分に合う選び方、代表的な握り方、交換時期の目安までまとめて解説します。

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パターグリップの種類と特徴

太さによる違い

タイプ特徴向いている人
スタンダード(細め)手先の感覚を活かしやすく、タッチが出しやすい距離感重視・フィーリング派
ミッドサイズ細めと太めの中間。迷ったらここから初めて交換する人
オーバーサイズ(太め)手首の余計な動きを抑え、ストロークが直線的に安定引っかけ・プッシュが多い人、ショートパットが苦手な人

近年のツアーでは太めグリップの使用者が増えています。理由は明快で、グリップが太いほど手首の自由度が下がり、肩のストロークで打ちやすくなるからです。3パットの主因が「ショートパットの引っかけ」の人は、太めに替えるだけで改善するケースが多くあります。

形状による違い

  • ピストル型:後方が膨らんだ伝統的形状。右手の収まりが良く、タッチを出しやすい
  • ノンテーパー(寸胴)型:上下の太さが均一。左右の手の握圧が揃い、ストロークが安定しやすい
  • 平面(フラットフロント)型:正面が平らで親指の位置が決まりやすく、フェース向きを意識しやすい

素材・重さの影響

ラバー系は柔らかい打感、ポリウレタン系はしっとりした握り心地が特徴です。またグリップが重くなるとヘッドが軽く感じられ(バランス変化)、ストロークのテンポにも影響します。太いグリップは総じて重いため、交換後はヘッドの効き方が変わることも覚えておきましょう。

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自分に合うパターグリップの選び方3ステップ

  1. ミスの傾向で太さを決める:引っかけ・手首のこね動作が出る→太め。距離感が合わない・タッチが鈍い→細め〜ミッドサイズ
  2. ストロークタイプで形状を決める:真っすぐ引いて真っすぐ出すタイプ→ノンテーパー型や平面型。イントゥイン軌道でタッチ重視→ピストル型
  3. 実際に握って構えてみる:ゴルフショップの試打パターで数種類握り比べるのが確実です。構えたときに親指が自然に収まり、握圧が強くならないものが正解です

グリップ選びと同じくらい重要なのが握り方です。ショットのグリップの基本はゴルフグリップの基本|正しい握り方で解説していますが、パターは別物と考えてください。

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代表的なパターの握り方

  • 逆オーバーラッピング:最も標準的。左手人差し指を右手の上に乗せ、手首の動きを抑える
  • クロスハンド(左手下):左手を下にすることで左手首の甲側の折れを防ぎ、引っかけに効果的
  • クロウグリップ:右手を鉛筆を持つように添える握り。右手の悪さを封じる最終手段として人気

グリップ(道具)を太くしても引っかけが残る場合は、クロスハンドやクロウとの組み合わせも試す価値があります。

交換時期とメンテナンス

  • 交換目安は1〜2年:表面のツヤ・硬化・ひび割れが出たら替えどき。滑るグリップは握圧を強くし、タッチを壊します
  • 交換費用:グリップ代1,000〜3,000円+工賃500〜1,000円程度。ショップなら10分ほどで完了します
  • 日常ケア:ラウンド後に固く絞った濡れタオルで拭くだけで寿命が大きく延びます

パッティングはスコアの約4割を占めます。平均スコアを5打縮める方法でも触れているとおり、パット数の削減は最短のスコアアップ手段です。グリップ交換とあわせて、パターそのものの適合診断はゴルフクラブフィッティング完全ガイドも参考にしてください。

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よくある質問

太いグリップにデメリットはありますか?

あります。手首を使ったタッチが出しにくくなるため、ロングパットの距離感が一時的に合いにくくなる人もいます。また重量増でヘッドの効きが軽く感じられることがあります。1〜2週間の練習で慣れるケースがほとんどですが、距離感最優先の人は細め〜ミッドサイズが無難です。

パターグリップは自分で交換できますか?

可能です。カッターで古いグリップを剥がし、両面テープを巻いて溶液を流し込み、新しいグリップを差し込むだけです。ただしフェースの向きに対してグリップの平面を正確に合わせる必要があるため、初めてならショップ依頼(工賃500〜1,000円程度)をおすすめします。

ルール上、パターグリップの形状に制限はありますか?

パターのグリップは他のクラブと異なり、断面が円形でなくてもよい(平面があってもよい)ことが用具規則で認められています。ただし極端な形状には制限があり、市販品を通常どおり装着していれば問題ありません。