この記事のポイント
- 暫定球は、打った球が紛失球またはアウトオブバウンズになる可能性がある場合に、元の位置から打ち直す予備の球であり、プレー進行をスムーズにするためのルール
- 暫定球を打つ際は必ず「暫定球を打ちます」と明確に宣言することが必須であり、宣言がない場合は2打目とみなされて1打罰のペナルティが加算される
- 原球が見つかった場合は暫定球は無効となり、見つからない場合は暫定球が正式な球となり1打罰が適用される
- 宣言は打つ前に行い、「もう一回打ちます」などのあいまいな表現ではなく、言葉と身振りを組み合わせて明確に意思表示することが重要
- 原球の探索制限時間は5分であり、この時間内に見つかった場合は暫定球は無効、見つからない場合は暫定球が正式な球となる
暫定球とは|OB・紛失球の可能性がある時の対処法【2026年最新ルール】
ゴルフでスムーズなプレーを実現するために不可欠な「暫定球」について、初心者から競技者まで必要な知識を網羅したガイドです。打った球が林の中や深いラフに消えた場合、単に元の位置に戻って打ち直すのではなく、暫定球を宣言することで時間短縮と適切なペナルティ処理が可能になります。本記事では、暫定球の定義から宣言方法、実際の打ち方、そして重要なペナルティルールまで、2026年現在の最新ゴルフ規則に基づいて詳しく解説します。正しい理解と活用で、より快適で効率的なラウンドを実現しましょう。

ゴルフ初心者
先生、「暫定球」ってどういうときに打つんですか?

ゴルフ博士
いい質問ですね。暫定球は、自分の打った球が紛失球になる可能性が高いと思った時に、元の球の場所に戻って打ち直す手間を省くために打つ予備の球のことです。例えば、林の中などに打ち込んでしまって、見つかるかどうかわからない時などに打ちます。

ゴルフ初心者
なるほど。じゃあ、最初に打った球が見つかったら、暫定球はどうなるんですか?

ゴルフ博士
最初の球が見つかった場合は、暫定球は使わなくなります。見つかった最初の球でプレーを続けます。暫定球を打ったことによる罰則などは特にありません。
暫定球(ざんていきゅう)とは
ゴルフで使う「暫定球」という重要なルールについて、わかりやすく説明します。
暫定球の基礎知識|プレー進行をスムーズにするための必須ルール
暫定球が必要な場面と基本概念

ゴルフは屋外で行う競技であるため、ボールが深い草や木々の陰に隠れてしまうなど、見失ってしまうケースは少なくありません。このような事態に陥った際、そのまま捜索を続けるとプレー進行に遅れが生じ、後ろの組の迷惑になる可能性があります。そこで活用したいのが暫定球です。
暫定球とは、最初に打った球(原球)が紛失球やアウトオブバウンズの可能性がある場合に、その球を探す間にもう一度同じ場所から打つ予備の球のことを指します。これにより、原球が見つからなかった場合でも、プレーを中断することなく次のショットに移ることができ、ラウンド時間の短縮につながります。
暫定球を打つことが想定される具体的な場面としては、以下のようなケースが挙げられます:
- ティーショットが林の深くに飛び込んだ場合
- セカンドショットが長いラフに消えた場合
- 右や左のOBラインぎりぎりに飛んでいった場合
- 池の付近に打ち込んだが、確実に池に入ったかどうか不明な場合
- 背の高い草や湿地に打ち込んだ場合
原球を探しに行く前に暫定球を打つことで、プレー進行をスムーズにすることができます。仮に原球が見つかった場合は、暫定球は無効となり、原球を使ってプレーを続けます。逆に原球が見つからなかった場合や、アウトオブバウンズだった場合は、暫定球が正式な球となり、その地点からプレーを続行します。この際、暫定球を打った際に加算された罰打はそのまま適用されます。
暫定球は、ゴルフ規則に基づいた紛失球対策として重要なルールです。適切な状況判断と宣言を心がけることで、スムーズなプレー進行と無駄なペナルティの回避につながります。競技ゴルフはもちろん、プライベートラウンドでも、このルールを理解し活用することで、より快適なゴルフを楽しむことができるでしょう。
暫定球を打つ時と打たない時の判断基準
暫定球は紛失球の可能性がある場合に限定されます。以下のように状況を判断することが重要です:
| 状況 | 暫定球の必要性 | 理由 |
|---|---|---|
| OBラインぎりぎりに飛んだ | 必要 | 確認の時間が必要であり、紛失球の可能性があるため |
| 林に飛び込んだ | 必要 | 見つかりにくく、紛失球になる可能性が高いため |
| 深いラフに消えた | 必要 | 捜索に時間がかかり、見つからない可能性があるため |
| 完全にOBに出たことが明白 | 不要 | 処置が決まっているため、暫定球ではなく新しい球でプレー |
| 池に入ったことが確実 | 不要 | ウォーターハザード処置により、新しい球でプレー |
| ボールがコース内に見えている | 不要 | 見つかることが確実なため |
暫定球の宣言方法|最も重要なステップ
暫定球宣言の重要性と効果

ボールを打ち、それが林の中や深いラフなど、見つけにくい場所に飛んで行った場合、「見つかるだろうか?」と不安になりますよね。そんな時に役立つのが「暫定球」です。暫定球は、紛失球になる可能性を考慮して、元の球の位置からプレーを続行するために打つ球です。暫定球を打つ際には、必ず同伴競技者や記録員に「暫定球を打ちます」と宣言しなければなりません。この宣言こそが、暫定球と2打目球を区別する最も重要なポイントです。
もし宣言せずに球を打ってしまうと、たとえ元の球を探しに行く意思があっても、その球は2打目とみなされてしまいます。そうなると、元の球が見つかったとしても、2打目として打った球でプレーを続けなければならず、大きなペナルティとなってしまいます。ですから、暫定球を打つ際は、「暫定球を打ちます」とはっきりと、明確に宣言することが不可欠です。
正しい宣言方法と不適切な表現
あいまいな表現、例えば「もう一回打ちます」や「見つからなかったら…」といった言い方では、正式な宣言とは認められません。これらの言葉では、暫定球を打つ意思表示が明確ではないと判断される可能性があります。
| 宣言内容 | 評価 | 補足 |
|---|---|---|
| 「暫定球を打ちます」 | ◎ 正式で認められる | 最も明確で推奨される表現 |
| 「では暫定で」 | ◎ 正式で認められる | 簡潔でも意思が明確 |
| 「もう一回打ちます」 | × 曖昧で認められない | 暫定球の意思が不明確 |
| 「見つからなかったら…」 | × 曖昧で認められない | 条件付きで正式な宣言ではない |
| 「もう打っちゃいます」 | × 曖昧で認められない | 正式な宣言ではなく、2打目と判断される |
| 何も言わずに別の球を打つ | × 完全に不正 | 暫定球ではなく2打目とみなされ、1打罰のペナルティ対象 |
効果的な宣言のタイミングとジェスチャー
暫定球の宣言は、打つ「前」に行うことも重要です。宣言が後になると、同伴競技者も混乱し、スムーズなプレーの妨げになる可能性があります。宣言を先にすることで、同伴競技者も状況を理解し、元の球を探すのを手伝ったり、次のプレーに備えることができます。
また、宣言は言葉だけでなく、身振り手振りも加えると、より効果的です。例えば、指で新しい球を指し示しながら「暫定球を打ちます」と言うことで、より明確に意図を伝えることができます。言葉での宣言と合わせて、ジェスチャーを活用することで、誤解を防ぎ、スムーズなプレー進行に繋がります。
効果的な宣言方法の例:
- 新しい球を持ちながら「暫定球を打ちます」と声に出す
- 同伴競技者の方を向きながら、はっきりした声で宣言する
- ティーを立てるときなど、準備の段階で宣言する
- キャディーがいる場合は、キャディーにも聞こえる大きさで宣言する
- 複数の同伴競技者がいる場合は、全員が聞こえるよう確認する
このように、暫定球は適切に使うことで、プレーのテンポを維持し、スコアを守る上で非常に有効な手段となります。正しく理解し、活用しましょう。
暫定球の正しい打ち方と実際の手順
打つ位置と条件の確認

ボールをなくしたかもしれないと不安な時、時間を節約するために打つのが暫定球です。正式名称は「紛失球の処置のための球」と言います。暫定球を打つ際のルールと注意点を確認していきましょう。
まず、暫定球を宣言する必要があります。同伴競技者に「暫定球を打ちます」と必ず伝えましょう。宣言しないと、2打目とみなされてしまいます。
次に、打つ場所ですが、最初の球を打った場所と同じ場所から打ちます。最初の球がティーショットの場合は、ティーイングエリア内から打ちます。それ以外の場所の場合は、最初の球を打ったと思われる場所から打ちます。
具体的な場面での打つ位置の例:
- ティーショット時:ティーイングエリア内のどこからでも可能。ただし、規則どおりの四角形エリア内であることが必須
- フェアウェイ:最初の球を打ったと思われる地点の近く(通常は1メートル程度の誤差は許容)
- ラフ:最初の球を打った地点のライと同じくらいのラフの長さがある場所から打つ
- バンカー内:最初の球の推定地点に最も近いバンカー内の場所から打つ
暫定球は、あくまでも最初の球が見つからない場合に備えて打つ球です。最初の球と同じ条件でプレーすることが重要です。例えば、最初の球が深いラフに埋もれていた場合、暫定球も同じようなラフから打たなければなりません。最初の球よりも良い場所から打つのはルール違反です。同様に、バンカー内に落ちたと思われる場合は、暫定球もバンカー内から打つ必要があります。
打った後の重要な手順
暫定球を打った後、制限時間内に最初の球が見つかった場合は、最初の球でプレーを続けます。この場合、暫定球はなかったものとして扱います。最初の球が見つからなかった場合は、暫定球が正式な球となり、その時点での打数に暫定球を打った分の1打を加えた打数でプレーを続けます。例えば、暫定球を3打目として打った場合、最初の球が見つからなければ、4打目としてプレーすることになります。
暫定球は紛失球の手続きを簡略化するためのものです。状況に応じて上手く活用し、スムーズなプレーを心がけましょう。
| ステップ | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1. 宣言 | 同伴競技者に「暫定球を打ちます」と明確に宣言する | 打つ前に行う。宣言なしは2打目とみなされる |
| 2. 位置確認 | 最初の球を打った場所と同じ位置を確認 | ティーショットはティーイングエリア内から。その他は元の地点から |
| 3. ライの確認 | 最初の球と同じ条件(ライ)を確保 | より良い場所から打つのはルール違反 |
| 4. 球を打つ | 通常どおりショットを実行 | 暫定球であることを常に意識 |
| 5. 原球を探索 | 打ち終わった後、原球を探す(制限時間5分) | 5分以内が時間制限。それ以降は探索できない |
| 6. 判断と決定 | 原球が見つかったか見つからなかったか判断 | 見つかった場合は暫定球を放棄。見つからない場合は暫定球が正式な球 |
暫定球のペナルティと罰則の全て
暫定球による罰則の仕組み

ボールを打った後、その行方が分からなくなった時、あるいは池や沼などのハザードに入ったと思われる時に、もう一度同じ場所から打ち直すことがあります。これを暫定球と言います。暫定球を打つこと自体は罰則になりません。焦らず落ち着いて次の行動を決めましょう。暫定球を宣言せずに打ち、見つからなかった最初の球を探しに行ってしまうと、紛失球とみなされ1打罰となります。暫定球だと宣言することで、この罰則を回避できます。
暫定球を打つ場合、「暫定球を打ちます」と同伴競技者に必ず宣言しましょう。宣言しないと、二打目とみなされてしまいます。暫定球を打った後、最初のボールを探しに行くことができます。制限時間は5分です。
原球が見つかった場合のシナリオ
5分以内に最初のボールが見つかった場合は、そのボールでプレーを続けます。この場合、暫定球はなかったことになり、暫定球を打った際のストローク数や罰則は加算されません。例えば、最初のティーショットが林の中へ行き、暫定球を打ち、その間に最初のボールが見つかった場合は、最初のボールでプレーを続け、暫定球を打った分のストロークはカウントしません。
具体例:
- ティーショット:林に消える(1打)
- 暫定球宣言後:暫定球を打つ(2打目として打つが、この時点では仮の状態)
- 探索中に発見:原球が見つかる
- 結果:原球でプレー続行。カウントは1打のままで、暫定球の2打はカウント外
原球が見つからない場合のシナリオと罰則
しかし、5分経っても最初のボールが見つからなかった場合、あるいはハザードに入ったと確定した場合、暫定球が正式なボールとなります。この時、最初のボールを打った地点からのストローク数に1打の罰則が加算されます。例えば、ティーショットが林の中へ行き、暫定球を打ち、最初のボールが見つからなかった場合、暫定球を打った地点からのプレーとなり、3打目(最初のティーショット1打+暫定球1打+罰則1打)となります。
このように、暫定球がナイスショットだったとしても、罰則によって1打増えてしまうことを覚えておきましょう。これが暫定球を打つ際のリスクと言えます。状況をしっかり見極め、暫定球を打つべきかどうか判断することが重要です。
具体的な罰則の計算例:
シナリオ1:ティーショットで林に消えた場合
- ティーショット:1打
- 暫定球を宣言して打つ:2打目
- 原球が見つからない場合:紛失球のペナルティ1打加算
- 結果:暫定球の地点から3打目としてプレー続行
シナリオ2:セカンドショットでOBに出た場合
- ティーショット:1打
- セカンドショット:2打(OBの可能性)
- 暫定球を宣言して打つ:3打目
- 確実にOBと判断:ペナルティ1打加算
- 結果:暫定球の地点から4打目としてプレー続行
| 状況 | 暫定球の扱い | ペナルティ | 備考 |
|---|---|---|---|
| 原球が見つかった場合 | 暫定球は無効 原球でプレー続行 | なし | 暫定球のストロークはカウントしない |
| 原球が見つからない場合 (紛失球) | 暫定球が正式な球 暫定球の地点からプレー続行 | 1打罰 | 元の地点から数えて1打追加 |
| 原球がアウトオブバウンズの場合 | 暫定球が正式な球 暫定球の地点からプレー続行 | 1打罰 | 元の地点から数えて1打追加 |
| 暫定球を宣言しなかった場合 | 2打目とみなされる 原球が見つかっても使用できない可能性 | 1打罰+紛失球のペナルティ | 最も重いペナルティ。必ず事前宣言が必須 |
| 5分以内に原球が見つかったが、使用を忘れた場合 | 暫定球を使用継続 | 1打罰 | 規則違反となる可能性あり |
暫定球と紛失球の見つけ方のコツ
効率的な球の探索戦略
暫定球を打った後、制限時間の5分間で原球を見つけることが理想的です。効率的な探索方法を知ることで、より多くの確率で原球を発見できます。
探索のための基本的なアプローチ:
- 予想ラインを確認:最初の球がどの方向に飛んだのか、飛行軌跡を思い出す
- 着地点から探す:予想着地点から始めて、徐々に周囲を広げていく
- 視線の高さを変える:立ったままではなく、かがんで低い視点からも探す
- 芝との色の違いに注目:ゴルフボールの色と芝の色の違いを意識する
- 複数人で探す:同伴競技者に手伝ってもらい、複数の視点で探す
- 時間配分:5分全てを使い切ることで、見つかる確率を高める
特に林の中や深いラフでは、同伴競技者の協力が重要です。複数人で手分けして探すことで、発見率が大幅に上がります。
実践的なシーン別対応ガイド
林に打ち込んだ場合
判断基準:
- 林の中に明らかに消えた → 暫定球を打つべき
- 林の手前に止まっているのが見える → 暫定球不要
- 林の奥に消えたが、見つかる可能性がある → 暫定球推奨
対応方法:
- 必ず「暫定球を打ちます」と宣言
- ティーショットの場合はティーイングエリアから、その他は元の地点から打つ
- 林の入口から探索を始める
- 5分以内に見つからなければ、暫定球が正式な球
OBの可能性がある場合
判断基準:
- OBラインぎりぎりに飛んだ → 暫定球を打つべき
- 明確にOBに出た → 暫定球不要、新しい球でプレー
- OBか否か判断できない → 暫定球推奨
対応方法:
- 「暫定球を打ちます」と明確に宣言
- OBラインの境界を確認してから球を探す
- OBであることが確定したら、暫定球が正式な球
池のそばに打ち込んだ場合
判断基準:
- 池に入ったことが確実 → ウォーターハザード処置、暫定球不要
- 池の手前に止まっているのが見える → 暫定球不要
- 池に入ったかどうか不明 → 暫定球推奨
対応方法:
- 池に入ったかどうか確認する時間が必要な場合は、暫定球を打つ
- 確実に池に入っている場合は、ウォーターハザード処置で新しい球を使う
よくある質問
暫定球を打つ際に、言葉がなく身振りだけで通じますか?
いいえ、言葉での宣言が必須です。身振りだけでは、不十分と判断される可能性があります。「暫定球を打ちます」とはっきり口頭で宣言することが規則で定められています。ただし、身振りを合わせることでより効果的になります。例えば、新しい球を指しながら「暫定球を打ちます」と言うなど、言葉と身振りを組み合わせることが最適です。
5分以内に原球が見つかりかけたが、最後まで確認できませんでした。どう判断されますか?
見つかっていないとみなされます。ボールが確実に視認でき、それが自分の球であると確認できていない場合は、見つかったとは判断されません。見つかったと認定されるには、ボールを手で拾い上げられる状態まで確認することが必要です。5分以内でも、最終確認ができなければ、暫定球が正式な球となります。
暫定球を打った後、原球が見つかったのに気づかずに暫定球でプレーを続けてしまいました。この場合のペナルティはありますか?
はい、ペナルティが適用される可能性があります。原球が見つかった時点で、そちらを使用すべきでした。誤って暫定球でプレーを続けた場合は、規則違反となります。気づいた時点で、元のボールでプレーをやり直す必要があります。競技ゴルフではこのような状況を避けるため、探索終了時に同伴競技者と確認し合うことが重要です。
暫定球を打ったが、その暫定球も林の中に消えてしまった場合はどうなりますか?
その場合、暫定球も紛失球として扱われます。さらに別の暫定球を打つことも理論上は可能ですが、実際にはプレー進行に大きな支障が出るため、通常はそのような状況は避けるべきです。最初の球から数えて1打、暫定球から数えて1打の計2打と、紛失球のペナルティ1打が加算されることになります。ただし、実務的には、同伴競技者やキャディーと相談して、適切な処置を決めることが重要です。
暫定球でOBに打ち出してしまった場合、さらに暫定球を打つことができますか?
はい、理論上は可能です。暫定球がOBに出た場合、その暫定球も紛失球扱いとなり、最初のボールを探す権利は失われません。しかし、実際にはプレー進行が大きく遅延してしまうため、通常は最初のボールが見つからないと判断し、最初の暫定球を正式な球として処理することが多いです。混乱を避けるため、同伴競技者と確認し合うことが重要です。
暫定球を打つときの具体的な宣言文を教えてください。
最も標準的な宣言は「暫定球を打ちます」です。その他の認められる表現としては、「では暫定で」「暫定です」などが挙げられます。重要なのは、「暫定球」という言葉が明確に含まれることです。「もう一回」「やり直す」などの表現では、正式な宣言として認識されない可能性があります。競技ゴルフでは特に、他の組の審判員にも聞こえるくらいの大きさと明確さで宣言することが推奨されています。
暫定球ルールのまとめ:スムーズなプレーのための必須知識

紛失球によってプレーが遅れてしまうのを防ぐために、とても大切なのが暫定球です。状況に応じて正しく暫定球を使うことで、滞りなくプレーを進め、良いスコアにつなげることができます。
まず、暫定球を使う場面は、自分の打った球が紛失する可能性があると感じた時です。林の中や深いラフなど、見つけるのが難しい場所に打ち込んでしまった場合が想定されます。このような状況で暫定球を宣言せずにプレーを続け、結果として球が見つからなかった場合、元の場所に戻って打ち直す必要が生じ、多くの時間をロスしてしまいます。
暫定球を打つ場合は、「暫定球を打ちます」と必ず仲間に宣言しなければいけません。宣言せずに別の球を打ってしまうと、それは暫定球ではなく、2打目とみなされてしまいます。また、暫定球は元の球を打った場所から打つ必要があります。ティーショットであればティーグラウンドから、フェアウェイであれば元のライから打ちます。
暫定球を打った後、元の球を探しに行くことができます。制限時間は5分です。5分以内に元の球が見つかった場合は、暫定球を放棄し、見つかった元の球でプレーを続けます。この場合、ペナルティはありません。しかし、5分経っても元の球が見つからなかった場合、あるいは紛失球であると判断した場合、暫定球が正式な球となります。この時、元の球を打った時点から1打罰が加算され、暫定球を打った場所からのプレーとなります。つまり、暫定球を打った時点で3打目とカウントされることになります。
このように、暫定球のルールを正しく理解し、適切に活用することで、プレーのペースを維持し、スムーズなラウンドを楽しむことができます。ゴルフのルールをきちんと把握することは、ゴルフの楽しさを一層深めてくれるでしょう。暫定球を使いこなし、より良いゴルフライフを送りましょう。
暫定球ルール総合チェックリスト
| 確認項目 | 詳細 | チェック |
|---|---|---|
| 暫定球が必要な状況の判断 | 紛失球の可能性がある場合のみ。完全なOBやハザード確定時は不要 | 理解済み |
| 宣言の有無 | 「暫定球を打ちます」と明確に口頭宣言。宣言なしは2打目扱い | 理解済み |
| 宣言のタイミング | 打つ前に宣言。打った後の宣言は無効 | 理解済み |
| 打つ位置 | 原球を打った同じ位置から。ティーショットはティーイングエリア内から | 理解済み |
| ライの条件 | 原球と同じ条件でプレー。より良い場所から打つのはルール違反 | 理解済み |
| 探索制限時間 | 5分以内に原球を探す。超過時は暫定球が正式な球 | 理解済み |
| 原球が見つかった場合 | 暫定球は無効。原球でプレー継続。ペナルティなし | 理解済み |
| 原球が見つからない場合 | 暫定球が正式な球。1打罰加算。暫定球の位置からプレー | 理解済み |
| 宣言忘れの場合 | 2打目扱い。見つからなければ1打罰+紛失球処理で最大2打罰 | 理解済み |
| 同伴競技者への報告 | 宣言時に全員が聞こえるよう明確に伝える | 理解済み |
