ショートコースとは|本コースとの違い

ゴルフレッスンプロ
ショートコースとは、1ホールの距離が50〜150ヤード程度のパー3のみで構成されたゴルフコースです。9ホールが一般的で、1ラウンド1〜2時間程度で回れます。本コース(18ホール・パー72)とは異なり、ドライバーを使う機会はほとんどなく、アイアンとウェッジ、パターが中心のプレーとなります。料金は2,000〜5,000円程度と本コースの数分の一で、気軽にコースでの実戦練習ができるのが最大の魅力です。

ゴルフ競技審判
ショートコースは全国に約500コース以上あると言われています。練習場に併設されているものから、独立した本格的なショートコースまで、施設の規模はさまざまです。予約不要で当日ふらっと行けるところが多く、服装の規定も本コースほど厳しくありません。ドレスコードなしのショートコースもあり、初心者がゴルフデビューするには最適な環境と言えるでしょう。
レベル別ショートコース活用法
| レベル | 目的 | 練習のポイント | 目標スコア(9H) |
|---|---|---|---|
| 初心者 | コースデビュー・マナー習得 | 前に飛ばす、グリーンに乗せる | 50〜60 |
| 中級者(100切り目標) | アプローチ・パット強化 | ピンに寄せる精度を上げる | 35〜45 |
| 上級者(80台目標) | コースマネジメント実践 | 全ホールパーを目指す | 27〜33 |
| シングルプレーヤー | ショートゲーム磨き | アンダーパーを目指す | 25〜27 |

ゴルフレッスンプロ
私が考えるショートコースの最も価値ある使い方は「アプローチとパッティングの実戦練習」です。練習場のマットの上からのアプローチと、芝の上からのアプローチは全くの別物。ライの見極め、芝の抵抗、傾斜の影響など、実際のコースでしか経験できない要素が山ほどあります。週1回のショートコース練習を1ヶ月続けるだけで、アプローチの感覚は驚くほど変わります。

専門ライター
ショートコースで特に意識すべきことは何ですか?

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漫然と回るのではなく、テーマを決めてプレーすることです。例えば「今日は全ホール、グリーンセンターを狙う」「今日はバンカーに入れたら必ず1打で出す練習をする」「今日はパッティングで3パットをゼロにする」など。テーマを持つことで練習の質が格段に上がります。また、スコアカードを付けて記録し、前回との比較をすることも上達を実感するポイントです。
初心者のコースデビューとしてのショートコース

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初心者がいきなり本コースに出ると、初めての体験の連続で混乱しがちです。ティーイングエリアの使い方、バンカーのならし方、グリーン上のマークの仕方、旗の持ち方。これらのマナーをショートコースで事前に経験しておけば、本コースデビュー時の不安が大幅に軽減されます。ショートコースは「ゴルフの予行演習」として最高の環境なのです。

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上級者にとっても、ショートコースは侮れない練習場です。プロゴルファーでもショートコースでの練習を取り入れている選手は少なくありません。スコアの60%以上はグリーン周りとパッティングで決まると言われており、ショートコースはまさにそのスキルを磨く最適な環境。費用対効果で考えれば、ショートコースでの練習は最もコスパの良い上達法のひとつです。月に1回は本コース、その間の週末はショートコースで練習。このサイクルがスコアアップへの最短ルートです。
