ミズノ ST-Gドライバーとは?2026年モデルの有無と新作「JPX ONE/JPX ONE SELECT」の特徴・スペック

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「ST-G」は、ミズノのドライバー「STシリーズ」のうち、ソールのウエイトを動かして弾道を調整できる小ぶりヘッドのモデルに使われてきた名前です。ST-G 220(2021年)、ST-G(ヘッド体積440cc、2023年)と海外を中心に展開されてきましたが、2026年10月時点で「ST-G」の2026年モデルはミズノから発表されておらず、日本のミズノ公式サイトにもST-Gの製品ページは見当たりません。

2026年にミズノが国内で発売した新しいドライバーは、2026年3月6日発売の「JPX ONE」と「JPX ONE SELECT」です。メーカーはJPX ONEを「高初速とやさしさ」、JPX ONE SELECTを「高初速と操作性」のモデルと位置づけています。この記事では、ST-Gというモデルの経緯を整理したうえで、2026年のミズノドライバーについてメーカー公表の情報をまとめます。

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モデルの概要とラインナップ

ST-Gはどんなモデルだったか

ミズノのSTシリーズには、やさしさ重視の「ST-MAX」、直進性重視の「ST-Z」、つかまりを重視した「ST-X」などがあり、ST-Gはその中で、操作性と弾道調整機能を重視したモデルとして海外で展開されてきました。公表されている経緯は次のとおりです。

  • ST-G 220:米国では2021年10月に販売開始。「SAT2041」βチタンフェースを採用し、ソールの3本のトラックと2つの可動ウエイトで、低スピン寄りから中スピン寄り、フェード寄りからドロー寄りまで調整できるとされていました。
  • ST-G(ST-G 440):米国では2023年10月5日に販売開始、価格は600ドル。ヘッド体積440ccの小ぶりなヘッドに、ソールの2つのスライド式ウエイト(各7g)と、±2°の調整ができるホーゼルを備えたモデルです。

いずれも米国などでの発表情報で、日本国内での正式な発売日やメーカー希望小売価格は確認できませんでした。日本で「ST-G」の新品を探す場合は、取り扱い店舗に在庫や仕様を確認する必要があります。

2026年のミズノドライバー:JPX ONE/JPX ONE SELECT

ミズノは2026年1月29日、グローバルモデル「JPX」シリーズの新しいドライバーとして「JPX ONE」「JPX ONE SELECT」を発表し、3月6日に発売しました。2モデルの位置づけは次のとおりです。

  • JPX ONE:「高初速とやさしさ」のモデル。前作にあたるST-MAXの流れをくむ、寛容性を重視したヘッドです。
  • JPX ONE SELECT:「高初速と操作性」のモデル。ST-Xをベースにした、操作性を高めたアジア専用設計で、JPX ONEよりフェース面が縦3mm・横5mm小さく、ライ角はややアップライト寄りに調整されています。

ST-Gのように「ヘッドを操りたい」「やさしすぎるヘッドは合わない」という方が2026年のミズノのドライバーから選ぶ場合、メーカーの位置づけ上はJPX ONE SELECTが近い考え方のモデルといえます。ただし、ST-Gの後継モデルとはメーカーは明言していません。

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JPX ONE/JPX ONE SELECTの公表スペック

以下は、ミズノ公式サイトの特設ページと、発表時の国内ゴルフメディア記事に掲載されたメーカー情報です。メーカーが公表していない項目は記載していません。

項目JPX ONEJPX ONE SELECT
発表日2026年1月29日2026年1月29日
国内発売日2026年3月6日2026年3月6日
価格92,400円(税込)92,400円(税込)
ヘッド体積460cc460cc
ロフト角9°、10.5°9°
標準クラブ長さ45.5インチ45.5インチ
調整機能クイックスイッチ(可変スリーブ)、ソール後方のウエイトパーツ

標準シャフトとして、ミズノ公式サイトには次の3種類が掲載されています(重量はドライバー用)。

シャフトメーカーの説明フレックスと重量
TENSEI BLUE MMスタンダード。クセのないオーソドックスな中調子S 55g/SR 50g/R 45g
TENSEI RED MM高弾道。ボールの上がりやすい先中調子S 55g/SR 50g/R 46g
MFUSION軽量R 37g

なお、ミズノ公式サイトでは、仕様によってミズノ直営店舗とミズノクラブオーダーサイト限定の扱い、カスタムオーダー限定、数量限定の扱いがある旨も案内されています。左用はカスタムオーダーでの扱いです。希望の組み合わせがある場合は、購入前に販売店で確認してください。

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メーカーが説明する主な技術

NANOALLOY®(ナノアロイ)フェース

JPX ONEシリーズのいちばんの特徴は、東レの技術であるナノアロイ®をフェースに採用したことです。ナノアロイは、樹脂(ポリマー)をナノメートル単位で混ぜ合わせた素材で、メーカーは「衝撃を与えると柔らかくなる」特性があると説明しています。鍛造チタンフェースの上に厚さ約0.4mmで搭載されており、チタンフェースでは主に中心部が変形するのに対し、ナノアロイフェースではフェース全体が変形することで、ボールのつぶれを抑えてエネルギーのロスを減らす、というのがメーカーの考え方です。

新コアテックフェース

ナノアロイフェースにあわせて設計された新しいコアテックフェースです。メーカーは、ST-MAXと比べて最大約11%の薄肉化を行い、初速の向上と、高初速で飛び出すエリアの拡大につなげたとしています。

野球バット「ビヨンドマックス」の考え方

ミズノの野球用バット「ビヨンドマックス」の「飛ぶ設計」の考え方を、このドライバーに応用したとメーカーは説明しています。

クイックスイッチとウエイト

ヘッドの分解図には、ロフトなどを調整するための「クイックスイッチ」と、ソール後方の「ウエイトパーツ」が示されています。ST-Gのような複数のスライド式ウエイトではなく、ウエイトはソール後方の1か所です。

どんなゴルファーに向くか

メーカーの位置づけに沿って整理すると、次のようになります。

  • JPX ONE:メーカーは「高初速とやさしさ」のモデルとしています。ミスヒットへの強さを重視したい方、これまでST-MAXのようなやさしいヘッドを使ってきた方が候補にしやすいモデルです。ロフトも9°と10.5°から選べます。
  • JPX ONE SELECT:メーカーは「高初速と操作性」のモデルとしています。フェースがひとまわり小さく、ST-Xをベースにしたアジア専用設計です。構えたときの小ぶりな見た目や操作性を好む方、ST-Gのように弾道を自分でコントロールしたい方が比較対象にしやすいモデルです。ロフトは9°のみのため、球の高さが出にくい方はロフトとシャフトの組み合わせを慎重に確認してください。

なお、ヘッド体積440ccの小ぶりなヘッドで、ソールの2つのウエイトを動かして弾道を作り込みたいという方には、2026年のJPX ONEシリーズはST-Gとは設計の方向性が異なります。旧モデルのST-Gを検討する場合は、中古品を含めて状態や仕様をよく確認しましょう。

選ぶときのポイント

「やさしさ」か「操作性」かを先に決める

同じJPX ONEシリーズでも、JPX ONEとJPX ONE SELECTはフェースの大きさ、ライ角、ロフトの選択肢が異なります。ふだんのミスが「打点のばらつき」なのか「球のつかまりすぎ・つかまらなさ」なのかを振り返り、自分がどちらを重視したいのかを決めてから試打すると比較しやすくなります。

シャフトは重さと調子で選ぶ

標準シャフトは、中調子のTENSEI BLUE MM、先中調子で球が上がりやすいTENSEI RED MM、軽量のMFUSIONの3種類です。一般的に、ヘッドスピードが速くタイミングを取りやすい重さを求める方は重めのS、球の高さが欲しい方は先中調子、振り切りやすさを重視する方は軽量シャフトが候補になります。ただし最適な組み合わせは人によって違うため、実際に振って確かめることが大切です。

試打・フィッティングで確認する

ナノアロイフェースのような新しい素材は、打感や打球音の好みも分かれやすい部分です。購入前に、ミズノの直営店や量販店、工房の試打環境で、弾道計測器を使いながらロフト・シャフトの組み合わせを比べるのがおすすめです。クイックスイッチによる調整も、その場で確認しておくと安心です。

ほかのメーカーを含めた2026年のドライバー選びについては、2026年の新作ドライバー比較ガイドもあわせて参考にしてください。

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ミズノ JPX ONE ドライバー / JPX ONE SELECT ドライバー(2026年3月6日国内発売)。※「ST-G」自体は実在するが2026年モデルは存在しない(ST-G 220=2021年米国、ST-G〔440cc、通称ST-G 440〕=2023年米国)の価格を確認する

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よくある質問

ミズノ ST-G の2026年モデルは発売されていますか?

2026年10月時点で、ミズノからST-Gの2026年モデルは発表されていません。ST-Gは米国などで2021年にST-G 220、2023年にST-G(ヘッド体積440cc)が発売されたモデルです。ミズノが2026年に国内で発売した新しいドライバーは、3月6日発売のJPX ONEとJPX ONE SELECTです。

JPX ONE と JPX ONE SELECT の違いは何ですか?

メーカーはJPX ONEを「高初速とやさしさ」、JPX ONE SELECTを「高初速と操作性」のモデルとしています。JPX ONE SELECTはST-Xをベースにしたアジア専用設計で、フェース面が縦3mm・横5mm小さく、ライ角がややアップライト寄りです。ロフトはJPX ONEが9°と10.5°、JPX ONE SELECTが9°です。

JPX ONE のナノアロイフェースとは何ですか?

東レの技術であるナノアロイ®を、鍛造チタンフェースの上に厚さ約0.4mmで搭載したフェースです。メーカーは、衝撃を受けると柔らかくなる特性によってフェース全体が変形し、ボールのつぶれを抑えてエネルギーのロスを減らすと説明しています。

スペックと技術の説明は、メーカー公式サイトの情報(2026年10月時点)にもとづいています。参照元:JPX ONE 特設ページ(ミズノ公式)、JPX ONE/JPX ONE SELECT 発表記事(みんなのゴルフダイジェスト)、Mizuno ST-G Driver 発表記事(Pro Golf Weekly、英語)、ST-G 220 発売記事(Inside Golf、英語)。価格や仕様は変更される場合があるため、購入前に公式サイトで最新情報をご確認ください。