
ゴルフ上達への近道!飛距離アップの秘訣
ゴルフは、より少ない打数でカップに入れることを目指す競技です。そのためには、飛距離はとても大切です。遠くへ飛ばせれば、グリーンに早く近づき、バーディーやパーの機会が増えます。しかし、ただ力任せにクラブを振るだけでは、飛距離は伸びませんし、狙ったところへ飛ばすことも難しくなります。そこで重要になるのが、クラブフェースの芯でボールをとらえることです。これを「芯を食う」あるいは「ピュアリング」と呼びます。
芯を食うと、クラブのエネルギーが効率的にボールに伝わり、力強く、遠くへ飛ばすことができます。逆に芯を外してしまうと、飛距離が落ちるのはもちろん、方向性も悪くなり、思わぬ場所にボールが飛んでいくこともあります。まるで池や林といった罠に吸い込まれるように、スコアメイクに大きな悪影響を与えてしまいます。ですから、安定した飛距離と方向性を得るためには、芯を食う技術を身につけることが不可欠です。
芯を食うための大切な要素は、スイングの安定性です。クラブを振る軌道が毎回同じであれば、ボールを芯でとらえる確率は格段に上がります。そのためには、正しい姿勢とグリップを保ち、スムーズな体重移動を意識することが重要です。また、体の軸を意識し、バランスを崩さないようにすることも大切です。軸が安定していれば、スイング中に体が左右にぶれることなく、クラブをコントロールしやすくなります。さらに、練習を通して、自身のスイングのリズムやテンポを掴むことも重要です。自分にとって最適なリズムとテンポでスイングすることで、安定したショットを打つことができるようになります。次の章では、芯を食うための具体的な練習方法について説明していきます。