JR常磐線

◇路線概要

上野・日暮里から松戸・柏・我孫子を通り、茨城や福島への主要路線。※当考察では“快速”と“千代田線直通の緩行”の松戸~取手間に絞ります。水戸街道と平行して走る東葛エリアのメイン鉄道路線。

北千住(綾瀬)~取手間は、中距離電車も走る快速と緩行線に分かれた複々線。快速の編成は10両もしくは15両。緩行線は10両。

 ・常磐線の品川直通運転内容が発表(14.12.20)
 ・「上野東京ライン」運行内容の発表(14.11.01)
 ・新築戸建の購入採算ライン(常磐線)(10.10.11)
 ・常磐線の東京駅延伸(08.04.13)

◇路線図、運行種別と主要乗換駅(○快速停車駅,◎特別快速も停車)

 ◎取手(快速始発、朝夕は緩行線始発あり)→常総線(守谷方面)
   ↓
 ○天王台
   ↓
 ○我孫子(緩行線の基本始発駅)→成田線(成田方面)
   ↓
   北柏
   ↓
 ◎柏(緩行線の始発あり)→東武野田線(船橋、野田方面)
   ↓
   南柏
   ↓
   北小金
   ↓
   新松戸→武蔵野線(西船橋、南浦和方面)、流鉄(流山方面)
   ↓
   馬橋→流鉄(流山方面)
   ↓
   北松戸
   ↓
 ◎松戸(緩行線始発あり)→新京成線(新鎌ヶ谷、津田沼方面)

以降、快速及び中距離列車は北千住、南千住、三河島、日暮里、上野行き。緩行線は、金町、亀有、綾瀬、北千住→千代田線直通、小田急線乗り入れ。

主な乗り換えからの行き先として、快速の場合、北千住から地下鉄、日暮里から山手線。緩行線の場合、新御茶ノ水で中央(総武)線、大手町で地下鉄など。

昼間帯には、取手→柏→松戸→日暮里停車の特別快速が約1時間毎に運行。

総武線などJR全般に言えるが、緩行線←→快速の乗換えが同じホームで出来ず、階段を昇降する必要があり不便。また、北千住、松戸駅で快速が特急などの通過待ちをする際、ホームを間違えると階段の昇降が必要になる。

松戸北松戸
馬橋新松戸
北小金南柏
北柏
我孫子天王台

※総評

・常磐線を利用する地域で住まいを考える場合、快速を利用するのか、緩行線を利用するのかによって、地域選びに影響が出る。快速を利用し日暮里で山手線に乗り換えたい場合、都内から離れても、緩行線の駅より快速に直接乗車できる駅を選んだ方が早く到着する場合もある。

・水戸街道と平行して走るため、駅周辺は古くから街ができており、小さめの敷地や狭い道路が密集した“下町”のような地域も多い。駅徒歩圏で比較的新しい地域(道幅が広く整った)の駅は、北松戸東側(地名:北松戸、上本郷)、馬橋、新松戸西側(地名:馬橋、新松戸)、北柏南側(地名:北柏)、天王台など。

・柏駅周辺は、常磐線エリアの中でも中心地になり、商業施設も多数あり、徒歩圏内の住宅地は人気。駅から平坦に拡がっていることが、川と山に挟まれた狭い地域である松戸よりも発展した要因。

・松戸~新松戸までは関東平野を走り、江戸川にも近いことから地盤が悪い場合も多い。北小金~柏間は台地上の平坦地。北柏~天王台間は手賀沼や利根川に近いこともあり、低地や盆地、坂が多い。

・つくばエクスプレスが開通し、東武野田線や武蔵野線の一部の乗客が、TXに通勤経路を変えたものの、混雑率は大きく改善されていない模様。現在の居住地と勤務場所への交通の関係か。TX沿線の宅地開発が進み、常磐線沿線から移住するケースも多くなると思われるが、他沿線や茨城方面から常磐線沿線への住み替えもあり、大きく変わらないと思われる。

・TX沿線の開発が進み、人口や商業施設が増えても、常磐線沿線が廃れることは考えづらく、逆に相乗効果でより便利になる可能性の方が大きい。TX沿線は現在供給が少なく地価も高いため、交通利便性でどうしてもTXの方が良いという方以外は、常磐線も検討する価値がある。

・常磐線沿線は、街として成熟しており、生活施設は充実している。高度成長期からの開発で団塊世代も多いが、現在もマンションや分譲住宅の開発が盛んで若い世代も多い。松戸市や柏市では、幼稚園の入園に徹夜で並ぶケースも見受けられ、保育園では入園待ちの待機児童も多い。

・地価は都内東部へ同距離である地域よりも割安感があり、他地域の地価上昇の影響から、駅徒歩圏は上昇傾向、強含みである。(参考:松戸と同距離では、川口、川崎、国分寺。柏では、浦和、横浜、立川)

・柏より都内寄りの緩行線停車駅である北小金、南柏よりも、快速停車である我孫子、天王台の方が人気もあり、地価も高い。各駅からバス路線も充実しており、宅地のすそ野は広く、郊外に入っても商業施設など生活に支障はない。但し、車は必需品になる。

(平成18年現在)


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