不動産と住宅ローンのQ&A:掘り出し物ってありますか?

昔から、不動産には「掘り出し物」はないとよく言われています。 広告などで一見「掘り出し物」と言われるような物件の情報が 掲載されていることがございますが、本当にそうなんでしょうか?
物件が安く売り出されるには理由があります。売主の立場で考えてみて下さい。 理由もないのに高く売れる不動産をわざわざ安くする人はいません。 安くなる理由は二種類に分かれます。

一つが売主の諸事情により売り急ぐ場合です。 通常不動産を売却するときは、ある程度の期間が必要になります。

しかし、その期間を待っていなれない事情の時は、 相場よりも安くしてでもすぐに現金を用意してくれる人に売ることになります。

これは「掘り出し物」と言えそうですが、一般の人は、 不動産の購入をする時には時間をかけて検討し、 いざ購入するとなってもローンの審査などで時間がかかります。 売り急いでいるのですから、これを待っていることは出来ません。

そこで売主は、すぐに返事が出てお金も用意できる人に売ることになります。 この時の買主は、ほとんどが不動産会社です。 なぜなら、不動産会社は実際そこに住むわけでもなく、 転売したらいくら利益が出るか考えればいいだけですから結論も早く、 転売することが商売ですから資金の準備もあります。 このようなことから、一般の方にはなかなか手に入ることは難しくなります。

もうひとつの理由は、 不動産にマイナス要因があり相場よりも安くないと売れない場合です。

このマイナス要因の代表的なものは、

1.事件物件(火事・自殺・事件など)
2.嫌悪施設や近隣環境に難がある。
3.土地の形や隣接地・道路との高低差がある。
4.法的要件に問題がある(建築が出来ないなど)これらの物件は、安くなって当然であり、掘り出し物とは言えません。

結論は、一般の方が掘り出し物を購入できる可能性は低いということになり、 掘り出し物にこだわり過ぎると、せっかくの良い物件を買い損ねることになります。 相場より高く買わないようにすることは当たり前ですが、 安い場合はよく注意して下さい。良い物件を適正な価格でが基本です。



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