不動産・住宅・住まいの探し方:契約直前にドタキャンとなる理由(15.08.07)

契約直前になってキャンセルとなることがある。私自身が直接お会いしているお客様のときは相手方(窓口になっている不動産業者)に平謝りすることになる。

キャンセルになるのは、致し方ない理由であったり、私自身の問題ではないケースが多いが、それでも謝ることは避けたいので、キャンセルにならないよう、問題点があればそれをクリアしてから前に進むよう助言し対応している。

最近、月に1度は直前のキャンセル(いわゆるドタキャン)に遭遇するが、ほとんどの場合、こちら側ではなく相手方の意志や都合によるものである。

この場合、こちらは謝られる側なので心理的な負い目はないが、それでも、弊社側のお客様(売主)に事情説明をしたり、悪くなくてもお詫びしたり、契約の準備したり、スケジュールを組んでいたり、売れると思って他の予定や出費(気分よく少し高めの外食などは余計か)など、少なからずとも被害には遭う。

どうして契約直前(ここ最近の傾向は前の日の夜が多い)にキャンセルとなるのか。

お客様と直接お会いしているわけではないので、相手方の業者から事情を聞くしかないが、ここ最近聞いたのは「預貯金が減るのが怖い」「買った後の返済が怖い」だった。

キャンセルとなる理由としてはいろいろ考えられるが、そのほとんどが資金的な部分である。それを大別すると、資金を用意できなかった(買うまでの問題)、購入後の返済が心配(買った後の問題)に分けられる。

資金を用意できないケースは、住宅ローンが組めない(組めない事情が発覚)、親の援助など当てにしていた資金が見込み違いだった、所有不動産が思うような価格で売れない(査定を事前に行っておらず売主自身の甘い見込み金額だった)、など。

購入後の返済が心配のケースは、単純に返済していけるかどうかの他に、収入面の見込み違い(転職を考えていた)、教育資金や老後のことなどで必要に以上にネガティブになるなど。単純に決断力、行動力がないという精神的な部分もある。

物件を選定している場面では、最終判断まで時間も段階にも余裕があるため、大きく構えていたが、いざ、最終判断のタイミングになると、急に小さくなってしまう方もいる。

書いていて思い出しました、数年前、かっこいいことをずっと言っていたのに、いざという時、どんどん小さくなっていく人を、服装やクルマは派手だったのですが。散々振り回され、皆さまにご迷惑をおかけしました。

高額な買い物であり、買ってしまうと、やり直す(住み替え)のに負担が大きい不動産ですから、慎重になること、購入を見送ることは問題ありません。

問題なのは、資金の用意、返済の検証をすることなく(甘い期待値も同じ)、購入にひた走り、最後にひっくり返すことです。

例えていうなら、スーパーに買い物に行き、レジで支払う段階になって、お金が入っていなかった、とか、やっぱりお金がなくなるのが嫌だからキャンセルと言っているようなものです。

大人が判断しているのですから、やむを得ない事情以外でのキャンセルは厳禁です。一度口に出したら守りましょう。スーパーに買い物に行くとき、財布の中身は確認していくはずです。スーパーならまだいいですが、飲食店なら下手をすれば無銭飲食になります。

そうならないために、物件情報収集の前に、資金面を含め、キャンセルになりそうな要素(例:親御さんの意向など)は事前に検証しておくことです。くどいようですが、購入を見送るは構わないのです、軽く申し込んで軽くキャンセルすることがダメということです。



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