不動産・住宅・住まいの探し方:判断ミスをしないために(15.07.14)

住まい探しで、なぜ、選択・判断ミスをしてしまう人がいるのだろうか。考えられる理由はいくつかある。

たとえば、最近、特に多いと思われるのが、選択肢がありすぎて、どれを選べばいいのかわからなくなってしまったようなケース。これは、住まい探し、不動産の購入(売却も)は、人生の中でそう何度もあるような出来事ではなく、経験値が足らないからだ。

しかし、高額な不動産取引を何度も経験するわけにもいかず、その経験値をどこからか補う必要がある。ネットの普及で知識という面は充実しているが、経験値という部分ではプロに頼むしかない。

身体に不調が出たとき、症状から病気の見当をつけることができる。ただ、それが正しいかどうか判断はできず、最終的には医師に、しかも、重たい場合は複数の医師に確認して、初めてなんの病気だったか分かる。

プロがどのように考えて助言するのか、資金、家族、親族、勤め、学び、などの状況をを認識し、そこから客観的に判断し助言する。自分が住むわけではないので、冷静な視点で考えることができる。

住まいを購入しようとするとき、感情や好みなどの主観が大きな影響を与えるのは間違いのないところだ。いくら客観的に冷静に状況を判断して助言したとしても、気に入らないものは買わない。

すべての感情を押し殺して、常にクールでシビアに選択をすれば良いのだろうか。私自身はそれはベストだとは思わない。

この家はいい、この地域はいい、この雰囲気はいい、という感覚は、うまく説明できなくても、そこには必ず、そう感じるだけの根拠が埋まっているはず。

客観的で冷静さを失って、感情的に舞い上がって購入すれば、選択・判断ミスをする確率は高まってしまうが、まずは主観的な感覚を重視し、そのうえで、プロに助言をしてもらって、判断するというのがミスの確率を下げることになる。

あと、統計を取ったわけではなく、住まい探しや不動産取引ではなく、自分自身の日常的な買い物などで、候補が二つ三つあるなか、どうにも判断がつかなくて、ふと思いついた新しい選択肢が良く思えて選んでしまうことがある。

この後から入ってきた選択肢を選んで購入した結果、成功した確率は低いように思える。

当初の選択候補になったものには、なにかしらの感覚的な根拠があったからこそだと思うが、後から入ってきたのは「迷い」という隙を突かれたという一時的な錯覚かもしれない。

マンションがいい、柏駅がいい、と思って探していたところ、どうにも判断がつかない時に、ふと、柏の葉キャンパスなんかが出てきて、ふらふらと買ってしまう。こういうとき、横道にそれず、柏駅を貫いた方がいい。

炒飯と餃子を食べたいという気持ちになっているところで、お店に入ったら「味噌ラーメンが美味しそう」と変更して、あ、やっぱり、炒飯にしておけばよかった、というミスなら、取り返しもつきますが、家ではそうもいかないので。



住宅購入サポート

サブコンテンツ

このページの先頭へ