不動産・住宅・住まいの探し方:設備につられて失敗しないように(15.04.29)

新築マンションのチラシやサイトを見ていると、最新機能を備えた設備がてんこ盛りとなって紹介されている。主な設備をピックアップしてみました。

■床暖房:南向きであっても、あった方がうれしい。特に角部屋の場合、外気の寒さが入ってくるため必要となる。窓が単板ガラスの場合はなおさら必要となる。

■ペアガラス:断熱性能がいいマンションとはいえ、ガラス面は戸建てと変わらない。ぜひ採用したい設備となる。ただし、遮音性能を求めるなら二重サッシにする必要がある。

■浴室換気乾燥暖房器:換気機能は必須、さらに、乾燥機能(洗濯やカビ防止)、暖房機能(冬場の入浴に)まで備わっているとより良い。

■フルオートバス:近年に建築されたマンションや入れ替えられた給湯器では標準機能。さらに、マホービン浴槽(保温浴槽)がついているとなお良い。お風呂をセットした後、入浴まで時間をあけてしまうと保温機能が作動し光熱費が高くなる。

■食器洗浄乾燥機:これは家事の考え方や感覚によるところが大きい。水道代は手洗いよりもかなり節約になるらしい。ビルトインタイプは交換がしづらく(費用が高い)、据置型は作業スペースが狭くなる。

■浄水器:あれば便利な機能だが、フィルター交換の手間や費用は発生する。交換を怠ると逆効果に。

■ディスポーザー:シンクに三角コーナーが不要なことは、臭い、スペース、印象などから効果が大きい。ゴミの臭いも軽減される。

■暖房洗浄便座:基本的には標準化されているが、もし備わっていなくても、後付けが容易で費用も高くないことから、この有無だけで判断する必要はない。

■スロップシンク:ベランダにある外用水道。ペット飼育やガーデニングを行う家庭、小さいお子様がいらっしゃる家庭には便利。

■IHクッキングヒーター:オール電化でなくても採用されることがある。好き嫌い、慣れ不慣れな部分が大きいので、人によって判断は変わる。ガスでもガラストップが主流となりメンテナンス性は向上したので、拭きやすいかどうかで選ぶ必要はない。

■エコキュートなど:省エネルギー性能から急速に普及し採用されることが多くなった。実際に利用されることにより低周波騒音などのマイナス面も見えてきた。メンテナンスコストなども考えトータルで判断する必要がある。

■マルチメディア対応:地上デジタル、BS/CS/CATV対応は標準化されている。ネットへの対応がマンションにより異なる。ネット利用料を管理費込みにするなど、マンション全体での対応している方が好ましい。

この他にも、マンションによってさまざまな設備が採用されております。

本来なら構造面、敷地全体や共用部分なども基本的な要素を重視して選んでいただきたいところですが、売る側としては、設備などの華やかな部分に注力する方が効果が得られやすいため、設備部分を強調する傾向にあります。

マンションを選ぶ際には、設備については、後からつけられるのかどうか、どこまで必要性があるかを検討し、あくまでも、基本的な部分が大事であることを忘れずに。

設備につられて、基本的なところがないがしろになったら、本末転倒な話です。でも、生活者の視点から断熱性能は大事かなと感じています。これを考えて、角部屋・最上階よりも中部屋・中間階がいいとさえ思います。



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