不動産・住宅・住まいの探し方:探し始めの時期は逆算で(14.11.03)

年末までに入居して新年は新居で、3月に引っ越して新しい年度(学校など)は新居から、と、住み替えのタイミングを考える方がいらっしゃいます。

区切りもよくて分かりやすいのですが、この年末入居、年度末入居を想定した住み替えは、ちょっと待ってください。

毎年、年末は、忘年会やクリスマスなどのイベント、年始の準備、冬休みの旅行などで、慌しくしておりませんか?

毎年、年度末は、新年度の始まり(終わり)を迎えるにあたり、会社なら転勤や入退社での入れ替えや新学年が始まる準備などで、慌しくしておりませんか?

このようなタイミングで、不動産取引の手続きもろもろ、引越しに伴う手続きもろもろ、会社や学校関係の手続きもろもろに、引越しそのものの作業(引越し後も片付け)が加わったら、どれだけ慌しくなることでしょう。

新年、新年度を新居でとお考えの場合、年内入居なら11月の後半から遅くても12月前半まで、年度末入居ならせめて2月までにはお引越しをする日程で住み替えを考えてみると、精神的にも肉体的にも社会的にも余裕が生まれます。

土地を購入して注文住宅で新築する場合、着工のタイミングを調整することにより引越しの時期をコントロールできます。

2月入居なら着工時期を10月・11月として、打ち合わせや設計手続きの時間を見込み、遅くとも7月・8月には土地を決めきりたいものです。11月入居なら、同じような日程として、土地は遅くても4月・5月に決める。

建築会社によっては着工を待たされる場合もありますので、土地の購入時期をもう少し早める必要がある場合もあります。

現況空き家の中古住宅や中古マンションであれば、不動産取引に必要な期間は約2ヶ月として、年度末入居なら年内には購入物件を決めることになります。年内入居の場合、9月から10月には決める。

中古物件で居住中の場合、居住者(所有者)が引越しをする必要があり、すでに引越し先が確保されていれば早いものの、引越し先をこれから探すとか、まだ完成していないので、ということで期間が長くなることもあります。

新築住宅(建売住宅、分譲マンション)の場合、完成しないことには引越しできないものの、可能であれば1月から2月完成(10月から11月完成)の物件のほうが好ましくなります。

引越しの慌しさに季節的な慌しさが加わって大変なことになるということもありますが、いろいろな諸事情により完成がギリギリになったとか、少し遅れたとかで、新年、新年度の生活にも影響が出る恐れがあります。

また、分譲する会社の決算や資金的な事情で年内完成、年度内完成を工程とした建築工事が多くなることから、作業員の質の低下(作業の低下)、人件費や材料の高騰なども起こりえることになり、購入者にこのしわ寄せがきます。

あえて12月完成・3月完成を絶対的に避けることもないのでしょうが、このあたり事情も加味しながらの物件選定をお勧めします。

新築でも中古でも、相手や多くの関係先が絡むことから、余裕を持った日程で住み替えを計画することが、住まい探し成功の肝になります。



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