不動産・住宅・住まいの探し方:住まい探しの選択肢(14.02.07)

住宅に関しての永遠の命題とも言えるお題を3つ。「賃貸か、持ち家か」、「マンションか、一戸建てか」、「新築か、中古か」。

これらのお題は、ネットや紙媒体で常に特集されるが、結論は「終わってみないと分からない」ということになる。なお、媒体の裏に誘導したい方向があれば、その方向が有利と導かれることが多い。

不動産や住宅業界そのものは持ち家推進は当然のこと、マンション業者であればマンションの有利性、ハウスメーカーなら一戸建て(新築)の有利性、などなど、売りたい種別を有利に働かせる。

それらの会社からの広告収入で成り立っている媒体も中立のように見えても、”お客様(広告主)”の意向に沿うことが多い。特に、大手のマンション分譲業者や大手ハウスメーカーの広告費は膨大であるため、持ち家、新築指向が強い。

政治の世界でも、大手の業者および関連企業からの恩恵を受ける政治家や行政が運営しているため、新築偏重の政策(税制や規制)と成りがちである。

これらのお題を改めて整理してみた。

・賃貸か、持ち家か

住まいの満足度、生活の状況変化やリスクへの対応力などは比較しづらいため、金銭での比較になるが、結局、購入後の資産価値の変動や景気、住宅ローンを借りた場合の金利動向は、終わってみないと分からないため、設定(結果)次第で優劣が変わる。

持ち家を有利にするためには、資産の流動性(換金のしやすさ)、資産価値の維持(値段が下がりづらい物件や地域)が優れていなければならない。数年後に、買った値段よりも高くはもちろん、同じ金額で売れるなら、必然的に有利となりやすい。

・マンションか、一戸建てか

これは生活スタイルや家族状況によって選択されるべきものであり、金銭的な比較には馴染まない。共働き(特にバリバリのキャリアを積む方)なら利便性が高い地域を選択することが望まれ、マンションの相性がいい。

大家族、専業主婦などの子育て中心であったり、郊外型の地域であれば、一戸建ての方が価値を維持しやすい傾向にある。さらに、地域にあった広さや特性も加味して選別する必要がある。

・新築か、中古か

大きく、金銭的な比較から考えれば、中古の方が有利になることが多い。ただし、中古の場合、その時の不動産の状態に大きく左右される。同じ築年数でも、長く使えるのか、修繕費用が少なく済むのか、見極めの重要度が増す。

新築では、最新の設備を使用することができる満足度(快適)、中古よりも確実に厳しい基準をクリアした建築(構造)であること、自分自身で物件の選択をすることができる(選択肢が多い)など、金銭的な部分以外での価値が高い。

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結局のところ、どの選択肢に進んでも、さまざまな状況により有利不利は変化するため、選択肢である不動産(住まい)から選ぶことはできない。

生活、リスク、家計、好みなど、自分自身のことを考えて導き出された結果がいいのであり、人によって答えは変わるもので、他人から、こっちがいいと決めつけられるものではないということです。



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