不動産・住宅・住まいの探し方:「いい街」ってなに?(12.10.13)

週刊東洋経済2012.10.13号に、特集記事「日本のいい街2012」が掲載された。同社発行の「都市データパック」を基本とし、6テーマごとにランキングを作成している。

同じく同社では、住みよさランキングを定期的に発表している。2012年は、北総鉄道が東西に走る千葉ニュータウンの中心地である印西市が選ばれた。これは商業施設が充実した利便度が高かったため。この他に、隣の白井市(27位)、成田市(10位)がベスト40に入っている。

今回のいい街選定で採用されたテーマは、発展力、高齢者対応、安心度、裕福度、子育て対応、財政力の6つ。総合ランキングはつけずに、各テーマごとにベストな街を選定している。

発展力:人、物、金の観点から、延びゆく街を位置づけた。人口が増加し、企業も進出した職住混在地域、自然とお金も落ち、さらに商業施設も集まってくる、という好循環の流れになっているか。

高齢者対応:高齢者施設の人口比率のほか、生活に密着した商業施設、高齢者の就業率も考慮。お年寄りがいきいきと暮らしている、外に出ている環境にあるか。

安心度:火災や事故、刑法犯罪それぞれの人口当たりの発生率に、避難施設の確保などを考慮。地方になるほど高評価になり、人口が密集した都市部ほど、安全度が落ちると分析。

裕福度:暮らす住民の単純な所得、資産(地価)のほか、1人当たりの居住面積、消費額や生活保護人数の少なさなどを考慮。

子育て対応:保育所の定員や保育料、病院や公園の施設充実度、治安の良さのほか、世代扶助なども考慮。子育てに対する自治体の取り組みにより、結果に差が出る。

財政力:自治体の借金度のほか、地域の生産力や地価など独自の指標を採用。都心ど真ん中が好結果なのは別とし、郊外のベットタウン都市は苦戦。産業の力が大きな影響を与える。

ランキングの記事間に、著名な識者がランキング外の街を紹介。商店街の活気、自治体のやる気、などに注目して選定している。

引用元:週刊東洋経済2012.10.13号

住まい探し、地域選びをする人にとって、活力があって、安心で、生活利便性も高く、自治体のサポートも充実している、そんな街を選びたいというのは当然のこと。

さらに、地盤が良くて、街の雰囲気もよく、自然や緑も残り、住民意識も高い、なども加わり、さらにさらに、自身の勤務地、学校、親族、馴染みなどの地縁も加わってくる。

これらをすべて兼ね備えることができないことは、多くの方が理解している。頭では理解しているが、やはり高額な買い物、長く暮らすことになる街に妥協はしづらい。

ランキングの詳細、具体的な地域などは、同誌をご参照いただくとして、どの地域でも、すべての項目で上位評価されているわけではない。

どの項目を重視し、どの項目は影響が少ないか、これらを整理し、兼ね備える条件からではなく、なにがNGなのかから選定すると、自然と見えてくるかもしれません。



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