不動産・住宅・住まいの探し方:探す順番が違いますよ(岡目八目)(12.07.22)

さぁ、家を買おう。なにがきっかけで、どうして家を買いたくなったのか、その動機が正しいかどうかは別として、買おうと思ったあと、住まい探しの順番が間違っていることが多い。

家を買おう、と思い立ったら、通常、どのような流れになるでしょうか。私をモデルとするとき、家だとプロなので、クルマに置き換えてみる。

私がクルマを買おうと思ったら、どの車種が欲しいのか、あれこれ比較し、車種を決める。中古車しか選択肢にないので、年式、色、グレードなどを決め、どの程度の金額で買えるのか、ネットで調べてみる。

そのとき、いつも同じパターンになる。

希望するクルマの予算が、私のイメージを大幅に超えている現状に愕然とし、それは保留にしつつ、予算内の車種をさらに検索。

いろいろ調べていくなか、予算内の車種を探しているものの、いつしか、予算を大幅に超過した車種も見ている。そして、どうしても欲しくなる。高いのだから、欲しくなるのは自然な感情。

私の場合、無い袖触れぬ、お金もないから、諦めて、結局、予算内のクルマを買いますが、それは、今回諦めた車種を、次回のとき買おう、と割り切れるから。

これが住宅になると、次はない、という発想も出て、欲しくなった感情に抗えず、ちょっと予算を伸ばせばいいんだ、と、ついつい、住宅ローンを組む金額が上がってしまう。

住宅決める三要素は、物件(土地、建物)、地域、と予算。住まい探しをする際に、みなさまはどこから始めていますか?

通常、物件、または、地域が先にきて、その後、予算がいくらなのか、買えるのか、返済できるのか、という順になる。不動産の価格が上昇していくとき、収入が増加していくときなら、これでもいい。

しかし、不動産価格も収入も将来が楽観視できない今、まず予算を決め、その後、物件、もしくは、地域を決めていくのが、これからの探し方になる。

一戸建て、マンションであれば、予算を決め、その後、地域優先なら、その地域で買える物件からベストな選択をする。物件優先なら、買える地域からベストな選択をする。

土地から注文住宅であれば、トータルの予算を決め、そこから建物の予算を除いた土地予算から、地域優先なら予算内の土地からベストな選択を。土地優先なら予算内で買える地域を選ぶ。

いづれにしても、まず予算を決めること、その後、予算内でベストな物件選定、地域選定を決めること。総合して住まい探し計画を決めるのに、自分たちだけだと、感情、主観などが混じり、状況も知りえないことから、プロを客観的な立場として利用するのがいい。

碁を打っている人よりも傍で見ている人の方が八目先まで読めるということから、第三者は当事者よりも情勢が客観的によく判断できるという”岡目八目”という諺がある。

この第三者が、不動産屋なのか、ハウスメーカーなのか、ファイナンシャルプランナーなのかは問わない。しかし、友人、知人、家族ではない。経験数と広い料簡がないから。



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