不動産・住宅・住まいの探し方:住宅購入のスタート(11.02.13)

住まいを考えるに際して、購入すべきかどうか、一生賃貸、もしくは、とうめん賃貸でいずれは、の選択肢がまずありきで、購入することが大前提、正とは限りません。

まずはここを考えるべきですが、なにかしらのきっかけがあって、検討した結果、購入しようとなったとき、なにを優先(基準)にして探していけばいいのでしょうか。住まいを決める三大要素を優先順位順に進めながら、検証してみたいと思います。

1.立地重視パターン

昭和時代の持ち家偏重というか家を買うこと自体が夢あこがれの時代から、平成時代になって多様な時間の使い方が標準となり、家を購入することそのものさえ、利便性(通勤時間)の前には順位付けが下がるくらい、立地は重視されるようになりました。

また、高度成長期やバブル期のように、不動産の価値がなんでも上がる時代から、個々の属性に応じて資産価値も変わる時代となり、資産防衛的にも立地を重視するケースが増えております。

立地を重視する場合、その価値の分だけ、同じ住まいであれば価格は高くなります。住まいを先に見てしまうと夢も膨らみ、予算も一緒に膨らむことになります。立地の次に住まいを優先されるなら、資金計画に抜かりがないか検証が必要です。

通常であれば、立地を重視した後、検証するのは資金計画です。購入後の返済を考慮し、予算が決まって、その予算の中で、希望する立地条件なら、どのような住まいを購入できるか検証し、住まいを決めていくことになります。

立地を考える場合、通勤時間がベースとなりますが、そのなかから、馴染みのある地域や、親族、知人友人が近くに住んでいる地域しか意識しないケースが多く見受けられます。

この呪縛を解放することによって、同じ立地条件で、予算や住まいの条件を良くすることができます。

2.予算重視パターン

日本経済の先行きも楽観視しづらい状況の中、いまは会社が安泰でも、10年後、20年後とどうなるかわからない時代に住宅を購入する場合、無理のない返済計画を立てることが重要です。

しかし、安心度合いを高めるほどに、予算は絞られてきて、立地と住まいの両方を満足することは厳しくなります。

とっても立派なお住まいでも非現実的な立地(通勤時間)だったり、立地的にはよくても不安がともなう住まいでは、なんのための住宅購入なのかわかりません。

このバランスをどう保つのか、非常に悩ましいところですが、多く見受けられるのは、どちらのこだわりにしても、先入観や呪縛された意識を持ちすぎているケース。

新築を中古にしてみたり、戸建てをマンションにしてみたり、または、今まで検討したことも地域や路線を見てみることによって、同じ予算でも、ある程度の満足を得られる条件が整うかもしれません。

3.住まい重視パターン

私の場合なら「眺望が素晴らしい高層マンション」、一般的に多いのは「庭つきの注文住宅」など、こういう住まいに暮らしたいっというイメージは皆さまお持ちだと思います。

この希望をあまりにも重視してしまうと、立地を求めて膨大な予算か、限られた予算で不便な立地になってしまいます。

住まいが趣味であり人生の目的というお気持ちであれば、それを実現したあとの、高額な返済や長時間の通勤も、苦にならないかもしれません。

しかし、私個人は、家は人生や生活の手段や道具であり、あくまでも暮らす人が主役で、道具が主役を凌駕してはいけないと思っております。

あまりにも立地や予算の条件が悪くなるようであれば、購入そのものを先延ばしするか、住まいの条件を緩和することをお勧めしたいと思います。

----

これだけ、仕事や生活のスタイル、価値観も多様化し、さらに、多岐にわたる住まいが重なると、ジレンマに陥るのも致し方ありません。無理してこじつけたり、自分をいじめることになるくらいなら、購入を見送るくらいの気持ちで考えていると、ふと、あ、これならいいんじゃないっと決まるかもしれません。



住宅購入サポート

サブコンテンツ

このページの先頭へ