不動産・住宅・住まいの探し方:家を決めるタイミングは(09.02.09)

私も不動産営業営業マンなので、土・日はお客様と接する機会が多い。 今週も2組のご夫婦とお話しする機会を得た。 いずれも20代後半から30台前半の若いご夫婦だったが、 物件の良し悪しや住宅ローンの話題が中心になった(あたりまえか)。

物件については人それぞれ気になるポイントが違うし一般論では判断できないが、 買うタイミングの話はパターンがあるように感じる。 結婚・出産・入学と家族環境が大きく変わるタイミングで購入を考えるのが圧倒的である。

加えて、金利・経済環境による購入マインドが高まればより前向きに行動するようになる。 ご存知のように経済環境は最悪であるが、金利は過去に無いほどの低金利である。 しばらく前には上がり歩調になった時期もあったが、 このところの経済危機で世界的金利引き下げ機運になってしまった。 現在は金利がまだ下がるマインドになっている。

最長35年の住宅ローンの金利がどうなるのかと良く聞かれる。 目先1年くらいは下がるか同じ程度の予想はできるが、 その先は「判りません。神のみぞ知るです。」と答えることにしている (もちろん金利の変動要素はお話していますよ)。

ちょっと話題が横道にそれたのでタイミングの話に戻ろう。 原則は気に入った物件が見つかることがタイミングだと思っている。 そのタイミングをとらえる心構えが金利・経済環境を考えることで整うのだ。

現在、金利は最低水準であるが経済環境(所得の増減予想マインド)は最低状態。 ローン返済が心配で「買いたいが買えない」と思う人はいる。 一方、仕事が無くなっても家賃は掛かるし家族も成長する。 自分もまだ若く、子供も小さくお金の掛からない時期に 「買わなければ」と決意している人もいる。

私は他人の人生に指針を与えられるほどえらい人間ではないが、 住まいを扱う職業の者としての信念はある。 「人生のどの場面でも住まいは必要なものだが、特に人生の後半になるほど重要になる。」である。

私の両親は自営業者だったが、年齢が70をかなり超えた現在は 国民年金と少しの不動産収入で暮している。 家のローンはもう終わっている。 金持ちでは無いが、それなりに安定した老後だと思う。

一方、商売柄だが年金暮らしのお年寄りが何らかの事情で 賃貸アパートの住み替えをしなければならない場面に出くわす。 大家さんからは必ず「賃貸人が死んだとき」の心配を相談される。 良くわかる心配だが、「死」が近づいてきたようで個人的には嫌な気分になる。

どこかで住まいを一度は買わなければと思っている人、 自分が今必要だと思うタイミングで決断しましょう。 心配は買った後からでも起こるし、また解決策も その時になって最良の方法を考えれば良いのだから。



住宅購入サポート

サブコンテンツ

このページの先頭へ