不動産・住宅・住まいの探し方:茶師に学ぶ(08.06.21)

6月17日・NHK“プロフェッショナル”で取り上げられた茶師・前田文男氏より“一葉入魂”

・良い茶ではなく伸びる茶

もともと良い茶なら良いのは当たり前、しかも高くつく。伸びる茶とは磨けば光る茶。
もともと良い不動産が良いのは当たり前、不動産には 例外はなく、よって高い。人が目をつけない不動産で 磨けば光る不動産を探せば、割安で買える。 そういう不動産を見つけ出し紹介できるのが 不動産営業のプロと言える。

お客様も“条件が良い不動産”に囚われることなく、自分の予算内で光る物件、工夫できる物件を。

・一歩引いてスッと見る

茶葉を見る時、近づいてマジマジと見るのではなく、遠目でスッと見る。

脳科学者の茂木健一郎氏によると、近づいて見ると意識が働き邪魔をする。一歩引いてフヮと見ると無意識で見ることができ、本質で感じることができる。
不動産でも同じことが言える。 ひとつひとつをじっくり見るといろいろな意識が邪魔をする。 遠目で一歩引いてみると無意識の中から自分が探している 不動産が浮き上がってくる。 無意識≒本質≒隠れた真の欲求。

・お茶の声に耳をかたむける
これは不動産営業への言葉か。 表面的な希望・条件に囚われることなく、 お客様が真に求めているものは何かということを意識する。

・良いお茶同士を組み合わせてもダメ

茶葉を合組(ブレンド)してお茶を作る。その際、良いお茶同士を組み合わせても良くなるとは限らない。どんな茶葉にも欠点もあれば長所もある。これを補い合い生かし合うバランス、チームワークが大事である。
不動産での組み合わせで代表的なのは土地と建物。 良いもの同士で組み合わせれば良い住まいになるかもしれない。 しかし、高くなるだけ、予算=その後の生活に支障が出る。

土地の良し悪し、建物の良し悪しを組み合わせて、 欠点を補い合い、長所を生かし合うバランスを取るのが大事。

住まいを探している方へ

土地も建物も良くしよう(=要望が強い)というより、 この土地、この建物をどう生かすかという考え方。

不動産営業の方へ

土地、建物を生かし合える提案を。

・お茶が見えていない

若き頃、同じく茶師である父から言われた言葉。良いものを探すのではなく、光るものを探すこと。
不動産で言えば“家が見えていない”表面上の、広さ、立地、方位などではなく、家を買った後、そこで暮らす生活が見えているか。

“何坪の土地を買った、何坪の家に暮らしている”ではなく、そこで暮らす家族が幸せに笑って暮らせるか。

そのためには、営業マンはお客様を好きになれなければならない。お客様も同じ。営業マンに好意を持ち、信頼できる関係を築く。これができなければ、家が見えていない表面での購入になる。



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