不動産・住宅・住まいの探し方:地球温暖化と土地探し(06.07.23)

今月、“日本沈没”という映画が公開されました。 まだ観ていないので、前提となる日本が沈没する原因は分かりませんが、 ここまで大げさでなくても、自然現象、気象なども住まい探しを 考えていくうえで大事な要素になります。

現実、異常な大雨によって、西日本を中心に各地で甚大な被害が出ております。 ここ数年の大雨などは地球温暖化が進んでいることが原因と言われており、 残念ながら、この傾向は改善される方向には進んでいませんので、 自分自身で対策を考えていかなければなりません。

では、土砂災害、水害などを考えた場合、どのような土地を選べば良いのでしょうか。

土砂災害の場合、まず、周辺の地形をみます。 その土地の周辺が崖や傾斜地になっていないかどうか。 行政の基準通りに擁壁工事が施工されていれば、 ある程度の耐力はあると思われますが、長い年月を考えた場合、 当初の予想を上回る異常気象もありえますので、避けた方が無難です。

これと同じように、その土地そのものが傾斜地や崖の上に関係している場合も同様です。

また、大きく地域をみて、水の通り道となっている場合、 上流からの土石流なども考慮しておくと良いでしょう。

水害の場合も、周辺地形などをみるとおよその推測もつきます。 日本全国どこでも、ある程度の雨量はありますので、水の流れは必ずあります。 その水の流れが、どの程度集中しているのか、どのように流れていくのかを みてみる必要があります。

下流域にあたり、河川や水路が密になっており、その河川などが増水し氾濫した場合、 その水がどのように浸水してくるのか、どのくらい許容量があるのか考えてみましょう。

私個人の考えでは、上記の二点は地震以上に身近に起こりえることで、 必ず考えておきたい点です。もちろん、地震も含めて、災害に強い住まい (土地と建物ともに)にすることが大事です。

さらにもう少し大きく考えてみますと、住まいそのものは大丈夫でも、 異常気象や災害に強い周辺状況が影響を与えることがあります。 道路の冠水や交通機関の麻痺などまで考えられれば、より良いでしょう。

短期的な異常気象では上記の通りですが、 さらに長い年月で考えてみた場合はどうなるでしょうか。

地球温暖化の影響で気温が上昇することによって起こる 一番大きな変化は海水面の上昇です。地球シミュレーションの調査結果では、 2100年までに平均50cm、最高1mの海面上昇が起こるとのこと。

海面が上昇すると、埋立地や海抜0m地帯はどうなるのでしょうか。 私にはその結果がどうなるのかまで分かりませんが、なんとなくそういう地域は 避けた方が良いのかなと思われてなりません。

また、地球温暖化の気温上昇に、最近の都心回帰・集中が重なると、 都心部の気温はさらに暑くなります。30年後の東京では、 気温が40度を超える日が珍しくないとの予想もされております。

このヒートアイランド現象によって、局地的な大雨が起こり、 浸水などの水害があったのは記憶に新しいところです。 このようなことが、これからたびたび起こるのは避けられません。

不動産だけではなく、この他にも、地球温暖化による影響は、健康や社会全体に及びます。 根本的な原因となる地球温暖化を抑えられるよう、私も考えていきたいと思っております。

弊社の取り組みとしては、紙媒体を使った広告はしておりません。 不動産業界全体で、ものすごい量の紙を使った販売活動が行われおり、 これが業界の一般的な姿です。少し近代化された業界に変われば、 地球温暖化対策へも貢献できるのではと考えております。



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