住宅購入アドバイザー雑記:老後も現役時も暮らしやすい街(12.11.05)

「東北で農業をやりたい」、中学生の息子に「将来、なにをしたいか、今の考えは?」と聞いたら、回答がこれ。

前に、調理人(飲食店経営)という発言もあったので、食に関する仕事のつながりかな、もしくは、震災復興への貢献、などと推測してみた。血のつながりから、津軽の血が出たのかとも。

深く聞いてみると、農業の方ではなく、東北にポイントがあるらしい。震災復興への貢献、津軽の血が呼び戻す、など、ロマンがあるものではなく、ただ、スキーをたくさんできるからだった。

まだまだ子供だな、と思うと同時に、老後に暮らす場所を選ぶような発想が、いまどきというか、蛙の子は蛙ということか。

近年、老後の住まいとして、子育て期に暮らした庭付き一戸建てから、マンションや施設へと移り住む人が多い。

自然が多くのんびり、田舎(生まれ育ち)に帰って、というのはイメージでしかないと、私が見ている範囲では感じる。

リタイヤ後は、物価の安い海外で、という触れ込みで、ハワイや東南アジア方面への移住も耳にすることは多いが、実際に移住している人は少数派で、実際は慣れ親しんだ街や利便性の高い都会が多いのではないか。

私の個人的な夢では、老後になって、観光業(運転手でも雑用でもいい)に携わって、のんびり暮らせたらな、と思うことはあるが、雇われるかもわからず、現実的には厳しいか。

今の生活がいっぱいいっぱいで貯蓄する余力もない私のような状況では、年金も先行き不安で、物価も高くなるこれからの老後生活では、働ける限り働かなければならず、都会にいる必要がある。

働く必要がない人でも、老後の暮らしやすさを決める要素が揃う都会を選ぶ。

老後の暮らしやすさを決める要素をあげてみると、バリアフリー度が高く、徒歩圏に生活施設、医療施設が揃っていること。余裕がある時間を埋めるコミュニティや余暇施設。さらに、生活費に余裕を持たせる物価の安さ。

今、注目される街には、シンボル的な商業施設(ショッピングモール)があり、特に郊外では、クルマでのアクセスが重視している施設が多い。住宅を購入する層が子育て世代であることの表れ。

高齢化社会がさらに進むと、街に求められるのは、徒歩圏で買い物ができること、時間を埋めるコミュニティ。これって、昭和全盛期の商店街。

現役世代よりも家計にゆとりがある高齢者世帯が集まれば、地域にお金を落とし活性化、さらに、医療施設などの生活施設も集まれば、自然と現役世代も集まり、さらに活性化。

地域が活性化すれば、不動産価格も安定する。大きくてインパクトある商業施設も大事だが、商店街の充実度、活性度で、街を選ぶのもいいかもしれない。



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