住宅購入アドバイザー雑記:街づくりの時間(12.09.15)

都内をクルマで走っていると、とにかくマンションが多いこと、多いこと。マンションひとつにどれだけの人が暮らし、街全体ではどれだけの人数になるのか。

これは、生活の拠点を、利便性高い地域に求める傾向が強まっているに他ならない。一昔前は、(資産的に)やっぱり土地がある方が・・・という人もいたが、最近は聞かなくなった。

地価の値下がりが珍しいことではなくなり、これからの人口減少、足元でも景気低迷の現状から、自然の流れで、資産性を求めるよりも、日々の生活を考える意識が強くなったのかもしれない。

▼昭和から平成に移り、日々の生活の中に入ってくる出来事が増加し、時間に余裕がなくなった。24時間という限られた時間の中で、一番ムダに感じ、まっさきに時間を削りたいのが通勤時間である。

米ブラウン大学の調査では、通勤時間の長い人ほど、運動する時間が減り、健康被害のリスクが高まることがわかった。 健康増進がブームを越え、日常となった今、通勤時間を短くするのにやっきとなるわけである。

▼千葉県、とくに東京寄りの北西部は、都心へ通勤する人と家族が暮らすベットタウンである。千葉県に居を構えようとする際、多くの人が真っ先に気にするのは、通勤時間である。

そのなかで、一番最後に開通したTX(つくばエクスプレス)は、高速運転するため、通勤距離は長くとも通勤時間が短いため、根強い人気がある。

このTX、車両編成が短いこと、想定以上に乗車数が増えたことで、時間は短くとも、混雑度は激しいと聞く。TXでは混雑緩和のために、通勤時間帯の列車運行形態を変更する。※快速を通勤快速にし停車駅も変更。

▼TX沿線は、ほとんどの駅で新しい街が作られている。駅により開発の進捗状況は異なり、特に千葉県内で遅れている。

新しく、安全や環境、景観などを考え抜いた街づくり、通勤時間の短縮などからも人気が高い沿線だが、宅地が開発されないことには、家を買いようがない。

▼千葉県北西部の台地に、ニュータウン事業で作られた千葉ニュータウンは、北総鉄道と同時に、昭和54年に街開きした。

当初の計画から4分の1程度に縮小されたが、今現在も街づくりをし、宅地分譲をしている。初期に入居した方の高齢化も進み、暮らす世代と街を見ると、街づくりに要する時間が、いかに長いか分かる。

今、街づくりがスタートしつつある千葉県内のTX沿線。私の命ある間に、街は完成するのだろうか。



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