不動産ニュース考察:自然災害に人工的な力で対抗しても敵わない(16.01.17)

21年前の早朝、阪神淡路大震災が発生いたしました。高速道路がなぎ倒され、ビルが倒壊していく映像は鮮明に覚えています。

阪神淡路大震災は、大都市の直下型地震で地震の規模としては東日本大震災よりもかなり小さいのですが、被害は甚大なものがございました。

これは、都市部の特徴である、平野低地(地盤)、建物の密集(都市計画)、昭和期からの建物やライフラインの老朽化などが合わさったものです。

客観的に言えば、災害リスクを避ける、減らすことも、災害が起きる前の行動や考え方でできるのではないか。

阪神淡路大震災では、地震発生時間が早朝であったということもあり、建物の倒壊と火災による被害が大きくなりました。

揺れにくい地域など、災害リスクの小さい地域(地盤など)で暮らし、揺れそのものを減らす。

都市計画を見て、延焼リスク、災害時の緊急車両通行、避難場所までのルートなどを考えて、町の安全度を考える。

耐震性が高い建物、防火性能が優れた建物に暮らす。災害による被害を軽減するために、日頃から意識を持ってメンテナンスや点検を怠らない。

災害そのものは自然現象ですが、被害を大きくするか、小さく抑えるかは、人的な要素で大きく占められています。

さらに、昨年の偽装問題や年始から発覚しているミス・エラーなど、人が関与する部分で100%の信頼はできません。

地球・自然に、人の力で対抗しようというのはおこがましいのかもしれません。

自然が相手であれば、自然を見ること。建物などの人工物よりは、地形、地盤などの自然的な要素を強く意識した方が、被害は少ないのではないかと、個人的には思います。


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