不動産ニュース考察:不動産投資を甘く見過ぎませんように(15.12.17)

書店に行って、不動産コーナーを見ると、百花繚乱、なにを選んでいいのか迷ってしまうくらい「不動産投資」に関する本が多く陳列されております。

これらの本で多いパターンは、サラリーマン、自己資金少なめ、毎月の負担もなく、それで何億円の資産形成、という流れでしょうか。

なぜ、これほど多いのか。

「大家さん業(不動産賃貸業)」は、サラリーマンの方が本業のかたわら、時間や手間などの物理的な負担が少なくてもできる副業であることが大きい。

さらに、不動産賃貸業では、実際の負担はなくても赤字になることもあり、節税効果が得られる。

本業の信用があるため融資を受けやすく、家賃収入で融資の返済が行えて、なにもしなくても、お金を出さなくても、資産形成ができるということが人気を呼んでいます。

TVでもサラリーマン大家さんを進めるCM番組(30分程度の本格的な番組)では、節税効果を得ながら、費用負担なく資産形成ができ、さらに、老後生活のための年金代わりになるという点からセールスしております。

節税効果に関しては、そもそも所得税等の税金を多く払っている方でないと効果は出ません。扶養控除、住宅ローン控除などを利用していると税負担が小さいケースもあり、どの程度の節税効果が得られるのか。

手間もヒマも必要ないということですが、物件探しから日々のメンテナンスまで、時間や手間を惜しめば、その分だけ費用は発生します。(そこまで見込んで投資判断を)

また、空室リスク(収入減少)、老朽化リスク(費用負担)、不動産価格の下落リスクなどもあります。

不動産投資そのものを否定するものではありません。実際、私自身もしています。

お伝えしたいのは、書籍に書いてあることがどこまで真実なのか、真実でも誰でも全員が同じようないい思いができるとは限らない、買った後にほったらかしではいけないということです。

商売を始めるのですから、それなりのリスクや手間暇は必要です。悲観的になりすぎることもないですが、逃げ道を考えながら進めていくことが必要です。



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