不動産ニュース考察:災害にはいろいろあることを忘れずに(15.09.15)

昨年の御嶽山に始まり、箱根山、桜島から今回の阿蘇山と噴火が頻発に発生しております。

今回の台風による鬼怒川の堤防決壊はとても甚大な被害となりましたが、ゲリラ豪雨、土砂災害は各地で毎年何回も起こっています。先日は千葉市で竜巻突風被害にもあいました。

先週末には、調布周辺で震度5弱を観測した東京湾直下の地震もあり、これだけの自然災害が続くと、この地震は首都圏直下地震の前触れかと恐れおののきます。

このような自然災害が増えていること、被害金額も高額になることなどの影響か、損害保険会社では10月より火災保険料率の見直しを実施します。

保険料率の見直し幅は、地域や構造によりバラバラですが、10%以上の引き上げになるケースも多く、近々、火災保険に加入予定の方は早めに確認された方がよろしいかと思います。(地域では千葉県、種別ではマンションが大きく値上がりする)

鬼怒川の堤防決壊では、これだけ治水対策が進んでいても、土木技術が進んでいても、自然の力には敵わないのだということが実感されました。

力技で自然災害を押さえつけるのではなく、自然災害に遭うのは仕方ないが被害は最小限に抑えられるようにと、上手に受け止めて流すような方法に転換した方がいいのかもしれない。(北斗の拳でいうと、ラオウではなくトキのように)

堤防決壊による浸水被害状況を伝える報道のなかで、浸水に耐えて建ち続けた白い家が映り込む映像が多く、ネットなどで話題となりました。(この白い家:へーベルハウス・旭化成ホームズ)

地震、火事、浸水被害など、災害が起こるたびに、質実剛健で堅牢な建物であるへーベルハウスは特需を受けるが、これは建物から災害対策を考えたケース。

この他に、土地(地域)から考えて、危険度が高い場所には住まない、災害リスクをなるべく軽減するという考え方。経済面(お金)から考えて、不動産の所有そのものをしない、もしくは、被害金額が小さくなるように安い家とする考え方もある。

世界の中でも、災害危険度が格段に高いのが日本と言われます。その中で暮らしていく限り、災害そのものから逃げることはできません。であれば、災害とどう付き合うか、リスクをどのように分散・軽減させるかを考えなければなりません。

これから家を買う人は、災害リスクを考えて判断をすることが大切なことになります。

仕事でもお付き合いがあり、すぐ近くで活動されている設計士さん(建築家)が、このたび、本を出版されました。>>著書とオープンハウス(弊社のお客様)のお知らせ

その本にこんなことが書かれていました。「夏に打ち合わせすれば寒さのことを軽視し、冬に打ち合わせれば暑さを軽視する、家づくりは1年間全体を見て考えなければならない」と。

災害についても、その時々、話題となっているときは、そのことばかりを考えて重視する住まい探しをされる方がおられます。

しかし、災害にも様々なことがあり、さらに、自然災害以外にも、社会的な変化(経済、金利、物価など)もあります。幅広く考えなければなりません。



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