不動産市場と動向:任意売却の基礎知識(16.11.02)

任意売却とは、所有者の自身の意思で売却することすべてが任意売却ですが、一般的な売却と区別し、慣用として、売却することによっても資金を借り入れた債権者にその債務全額を弁済できない物件の売却を指します。例)売却価格2,000万円、抵当権設定されている債務残高2,500万円など。

つまり、所有者本人の意思だけではなく抵当権などの権利者の合意も得て行われる不動産売買のことを一般的な売却と区別して、任意売却と呼ばれます。

【任意売却による債務者(所有者)の主なメリット】

1.市場価格に近い価格で売却ができることにより、競売での売却金額を上回ることが多く、その分だけ債務残高を減らすことができす。

2.売却代金から引越しなどの費用を控除できる可能性がある。

3.一般的な売却と同じような方法を取るため、家計の状況などを近隣に知られずに済む。

4.引き渡し時期(引越し)を相談することができる。

5.売却後の債務残高の返済方法について相談しやすい。

【競売による債務者(所有者)の主なデメリット】

1.市場価格に近い価格で売却できるのは一部の人気地域に限られ、市場価格を下回ることが多い。

2.引き渡し命令が容易になったことから、引っ越し代などの費用を負担してもらえる可能性が減った。

3.競売申し立て費用や遅延損害金などが債務残高に加算されます。(時間がかかる分だけ負担が増える)

4.裁判所(BITというサイト含む)より公告(公開)されることにより、近隣に競売不動産であることを知られてしまうこともある。

5.売却日は競売の日程により決まり、引越し日も落札から引き渡し命令などの事務的な日程で決められてしまう。

任意売却は、利害関係者が多く、関係者すべてと情報を正確に共有しなければ不動産取引は無事に完結できません。一部の消費者金融や個人債権者は、決済日が近づくと抵当権抹消拒否などをチラつかせて応諾費用(俗にハンコ代)を増額してくるなどの嫌がらせをすることもあります。

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