不動産市場と動向:求める利便性が変わってきた(15.06.27)

今朝は、梅雨時らしく朝からシトシトと雨が降っていた。本日は朝一番の仕事は、船橋駅の近くであった。

船橋駅へ向かうバス通りは、午前9時頃から、まだ駅までかなりの距離を残する地点から渋滞が始まっており、船橋駅北口のロータリー地下の駐車場へ入る車列が延びていた。

湿度が高くて蒸し暑く不快指数が高く、午前9時台では駅周辺の百貨店は開店前にも関わらず、多くの歩行者がいた。

千葉県第二の都市である船橋市の中核駅の船橋駅周辺には多彩な商業施設がある。大型店の他にも、お洒落な飲食店、健康ブームで盛り上がるさまざまな運動系のお店、教育熱を支える学習塾など、ありとあらゆるお店がある。

クルマなどで少し足を伸ばせば「ららぽーと東京ベイ」「幕張新都心」にも届き、さらにJR総武線・船橋駅(京成船橋駅)、近くの東葉高速鉄道(東西線直通運転)・東海神駅から都心へ30分で到達できる。

船橋駅周辺に暮らす方は、これらの商業施設に、徒歩、クルマ、鉄道を利用することで容易にアクセスすることができる。現代の利便性を享受することができる。当然、都心居住者にも同じことが言える。

このような人群れを見ていると、不動産はやはり立地(ロケーション)だよなとつくづく感じる。

渋滞、混雑、行列などは、ストレスがかかることであり、避けたいものであるが、それを分かっていても、得られる便利な生活を求めてしまう。

そして、高度成長期の昭和から高齢化社会の平成へと時代が移り、これからは、クルマ主体の郊外型利便性よりも、徒歩が主体の都心型利便性が求められる。今後はこの傾向がより強くなると思います。

不動産も経済も利便性も、人が集まるところが強くなります。人が集まれば経済活動は活発となり、利便性も高まり、さらに人が集まる。企業も人も集まれば、自然と不動産価格も上昇します。これが都心・都会エリアです。

これとは逆に、人が離れていけば経済活動は低迷し、利便性が悪くなり、さらに人が離れる。企業も人も離れれば、自然と不動産価格は下落します。これが郊外・地方エリアです。

以前は都心から30キロ圏内、いわゆる国道16号線より内側エリアまでと言われてきましたが、現在はさらに都心部へエリアが縮まり、都心から20キロ圏内までと言われている。

ワークライフバランス(仕事と生活の両立)への意識が高まったことに伴う「職住接近」志向で、時間距離で考える傾向が強まり、都心への時間(鉄道乗車時間+最寄駅からの所要時間)が短い地域へ、老若男女こぞってなびいている。

この結果、千葉県北西部のように都心へ通勤するベットタウン地域では、駅から近い地域でなければ競争力が弱い。

このため、駅から近い中古マンションが新築一戸建てよりも価格が高いという逆転現象が起きて、これが当然のように受け入れられるようになった。



住宅購入サポート

サブコンテンツ

このページの先頭へ