不動産市場と動向:2009年は買い時、ただし前提あり(09.01.08)

TVで、年越し派遣村のニュースを見るたびに、今年が厳しい1年になりそうなことをひしひしと感じます。

昨日お会いした知人も、本人を始め、働き手三人全員が求職中という状態で、厳しい状況ではありましたが、住まいがある分、なんとかしのげると申しておりました。

しかし、もし、多額の返済となる住宅ローンを背負っていたら、こうは言ってられなかったかもしれません。

住まいの購入は、購入の仕方次第で、守ってくれるものにもなれば、逆に、重荷になって苦しめられることがあります。

住宅ローンの返済は、長い年月にわたるものですから、すべての期間の景気や社会情勢を読みきることはできません。

もし、不安で不安で仕方のないのであれば、無理に購入することはないと思います。

家を購入することは強制されるものではないのですから。

2009年、日本経済は厳しい局面になるのでしょう。景気回復時期は、エコノミストにより様々ですが、どんなに短くても今年の夏までは続くと思われます。

景気が悪い=家を購入する状況にはない、というのが、一般的な感覚だと思いますし、それが正直なところでしょう。

しかし、景気が悪い、購入者が減少するということは、市場や情勢から見ると「買い時」になります。

株も同様ですが、買いの力が弱くて、価格が下落している時こそ購入するタイミングです。ただ、いくら安くても、倒産してしまう会社の株を買うのはダメ。不動産でも、安い物件を購入して、粗悪品をつかんでしまってはダメ。買い時でも、買っていいもの、買ってはいけないものに分かれます。

2009年が買い時な要因は次の通りです。

・金利が低水準で推移している

・住宅ローン減税の拡充が予定されている

・不動産価格の低下傾向である

・在庫数が増え選択肢が拡がっている

以上が社会的な要因での買い時です。

私がそれ以上に買い時だと思うのは、最悪な状況の中で購入するという点です。

景気が良い時は、気も緩み、ついつい自分の身の丈に合わない大きな買い物をしがちです。

購入したときは、収入も多くて、住宅ローンの返済にも困らなかったが、景気が悪くなって、収入が減り、返済に窮することになります。

景気が悪くて収入が少ない時に購入すれば、景気が良くなれば収入が増えて、家計に余裕が生まれます。その分を繰上返済や貯蓄に充てることができます。

これこそが、購入するベストタイミングなのです。

買い手市場の今なら有利な条件で購入できます。収入も低下しているときを基準に考えて購入しますから、長期に渡る返済にも耐えられる筋肉質な家計になります。

不動産を購入するなら、まさに今なのです。ただし、住まいを購入する必然性があることが大前提です。買い時だからといって、買うべきとはなりません。

あくまでも、購入する必然性があり、購入したい気持ちがある方にとってです。



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