不動産市場と動向:不動産市場の前兆(07.08.20)

ここ数日、千葉県東方沖で地震が多発している。 震度5弱をピークに大きな被害が出るような地震までには至っていないが、 その数日前から前兆となるような小地震が頻発していた。

また、アメリカのサブプライムローン問題をきっかけに、世界中でその影響があった。 サブプライムローンそのものは、ここ半年から1年の間、主要新聞などでちょこちょこと、 いつか問題になるのでは、景気後退の原因になるのではという記事が掲載されていた。

地震、サブプライムローンについては、専門家に任せることとして、 このようなことと同じこと(前兆)が、今、不動産の市場でも起きていることから、 私見ですが、今後どうなっていくのか、 推察(と呼べるほどではなく天気の長期予報、競馬予想程度)してみたいと思う。

今年に入って、不動産市場で目立つ記事は、活況を示す都市部の 地価(オフィス、ビル、マンション含む)もピークに来ているのではないかというもの。 記事の概要は、金利が上昇し始め投資資金が不動産市場から金融市場に流れるのではないか、 同じく金利上昇で不動産投資市場の期待利回りが現状よりも厳しくなる。

また、マンションや分譲住宅関連では、都心部の好立地や個性や特徴がニーズと 一致した勝ち組の物件がある一方、郊外や特徴のない物件は売れ残り・在庫が増えている という内容や金利上昇、地価上昇(価格上昇)から購入者の資金力が限度にきており、 これ以上の上昇にはついてこないというもの。

(先日のNHKの取材でも放送局側はこのような主旨の構成にしたいと聞かされ、また、他の民法キー局からも同内容の取材協力要請が来ました)

このような記事がちらほらと目立ち始めたことが、今後の不動産市場の前兆のような気がする。 (逆に、今回の地価上昇前は、不動産投資関連の記事が多かった)

さらに個人的には、人口の減少、経済格差(特に低所得者層の増加、中所得者層の減少)、 民意の低下(売買市場から賃貸市場へ)なども根の部分で大きな影響を与えると思い、 これも不動産市場低迷へと大きな方向付けになるのではと考えている。

地震のような突発性も、株や金融市場のような即効性もない不動産市場では、 いきなりの大暴落などということはないが、じわりじわりと不動産市場が悪化し、 ボディーブローのように効いて、不動産会社・ハウスメーカーの淘汰や破綻に 繋がっていくのではと思う。

ただ、不動産市場が冷え込むことそのものは、私個人としては歓迎したい。 特に今回はバブル破綻のような底なしの急降下というより、ジワジワと下がるものと思われ、 今回の上昇と併せ、初めて市場・相場というものができたのではと思える。

現状の市場(流通)を見ていると、地価や物件価格の上昇が、ここまでくると、 購入者を中心に一般の方にはマイナスの方が大きいと感じる。

地価上昇が落ち着けば、物件をしっかり吟味することもでき、供給も適正化され、 資金計画も生活や人生にゆとりを持てるものになるのではないか。 特に住宅に関しての考え方や流通などが、(私の言い方ですが)大人になれるのではないか。

マクロの経済や景気に不動産市場低迷がどのような影響を与えるのか、 それがプラスなのかマイナスなのかは分かりません。 このあたりは専門家から見れば、何を言っているんだと言われてしまうかもしれませんが、 不動産の現場からみると、少し不動産市場には落ち着いてもらった方が良いのではと 直感的にも感じます。

あまり深く突っ込まないで下さいね。ふ~んくらいで流して頂ければ結構です。



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