住宅ローン基礎知識:ローンがない自宅が前提の老後(14.10.11)

昨夜、ニュースのようなバラエティのような番組で、旬な話題の「老後破綻」について取り上げられておりました。出演した著名人(エコノミスト、評論家、専門家など)の方々のご意見が新鮮だったため、少しご紹介させていただきます。

現役高齢者の後悔で一番多かったのがお金に関する内容でした。人生お金じゃないとはいえ、お金があればなんとかなるのも現実です。お金があれば子供(孫)や友達も寄ってくるし、さまざまなサービスも受けられ、趣味などの楽しみにも走れる。

高齢者の方々も当然分かっていて、お金がなくなることを心配し、相当な預貯金残高を所持していると言われている。(番組では6人に1人が4,000万円超と紹介。気になったのは6人に5人の貯蓄額)

このような高齢者に、老後はそんなにお金がかからないよ、相続税も増税されるよ、子供に資産を残すと子供がダメになるよ、人生楽しまなかったら損だよ、高齢者がお金を使わないと景気も良くならないよ、など、お金を使うことを推奨し、使っても大丈夫だと後押ししていました。

フィリピンでは月8万円で十分暮らせる。日本の年金は世界どこに移り住んでも追いかけて支給してくれるから安心。帰りの飛行機代と日本に住居を確保して、いざというときの逃げ道を用意しておけばいい。

介護の費用も昔は高額だったが、今は介護保険制度ができたので負担も少ない(平均500万円ちょっと)。リバースモーゲージを活用すれば、自宅を担保に老後資金が賄える。健康でいられる(活動できる)年数は短い。

この他にもいろいろ説明されておりましたが、これらは「自宅を所有している(ローン完済)」「生活費のある程度を賄える年金支給」「いざというときの貯蓄」という前提があるのではないかと感じました。

年金に関しては、日々の収入と年金制度の将来に係るため、割愛させていただき、老後を迎える前に住宅ローンが完済した自宅を所有する点について、紹介させていただきます。

◆老後(60歳)時点で住宅ローンを完済するために

1. ローン完済年齢を60歳に設定し、繰上げ返済なくその期間で返済が完了する借入期間にする。例)40歳での購入なら20年返済

2. 毎月の返済のみでらくらく返せる借入金額にする。余裕を持った返済計画で教育資金をカバーし老後へ備える。返済満了が60歳を超える設定の場合、繰り上げ返済に回して早期完済を目指す。

◇推奨借入金額(百万円単位)※購入総予算(価格+諸経費)=推奨借入金額+自己資金となります。

30歳・30年返済)年収400万円→1,800万円 年収500万円→2,200万円 年収600万円→2,700万円 年収700万円→3,100万円 年収800万円→3,600万円・・・年収100万円増加ごとに500万円ずつ増加。

40歳・20年返済)年収400万円→1,300万円 年収500万円→1,600万円 年収600万円→2,000万円 年収700万円→2,300万円 年収800万円→2,600万円・・・年収100万円増加ごとに300万円ずつ増加。

この推奨金額は少し厳しい(安全な)ものです。さまざまな状況により判断も異なると思いますので、あくまでも目安の参考程度と考えていただき、個々には購入時の担当者にご相談ください。

追伸:老後破綻チェック
1. 仕事以外でほとんど他人と会話がない。 2. 家事全般一人でこなす自信がある。 3. 安全志向 出来れば危ない橋をわたりたくない。 4. 趣味に毎月3万円以上費やしている。 5. 日々忙しく毎日頑張ったと思っている。
→1と2は「おひとり様老後破綻」、3は「無知型老後破綻」、4は「寂しさ型老後破綻」、5「ごほうび型老後破綻」になりやすいだったかな。



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