住宅ローン基礎知識:団体信用生命保険(13.02.25)

住宅ローンを借りる際、必須となるのが団体信用生命保険(略、団信)。団信とは、住宅ローンを借りた人が死亡、もしくは、高度障害になった場合に、生命保険金をもって住宅ローンの返済に充当することを目的とする団体保険です。

一般的なパターンだと、ご主人が亡くなったら、住宅ローンがチャラ(ゼロ)になって、借金がない家が遺族に残されるというもの。連帯債務で借りた場合(親子、夫婦)は、亡くなった人の分のみ返済され、残った人の分は継続されます。※一部、例外の団信あり。

まれに団信不要にも対応という金融機関もあれば、フラット35のように団信の加入は任意というものもある。民間の住宅ローンの場合、団信の保険料は金利に組み込まれているので、入れるのに入らない方はなく、団信不要にするのは、健康に問題があって、保険に加入できない人に限られる。

健康に問題があって、住宅ローンを組むのは、収入の減少の確率が高いことから、リスクも高まる。その分まで見越した生命保険に加入していればよいが、新たに入ろうとしても、加入できないか、保険料が高い。

千葉銀行は、平成25年より、「ワイド団信」を新たに取扱いを始めた。「ワイド団信」とは、健康上の理由で従来の団信に加入できなった方でも、加入できるようになった団信。※すべてのケースで加入できるようになったものではございません。利息に保険料の上乗せがあります。

加入条件を緩和した団信もあれば、補償内容を拡げた団信も増えてきている。がん団信、三大疾病保障付団信、七大疾病保障付団信と呼ばれているもので、さまざまな金融機関で取り扱っている。どれも、利息に保険料が上乗せされる。

「がん団信」とは、通常の団信の保障(死亡・高度障害)に加え、がんと診断確定された時点でも保険金を支払う特約付きの団信。

「三大疾病保障付団信」とは、通常の団信の保障(死亡・高度障害)に加え、ガンと診断されたり、急性心筋梗塞、脳卒中が発症し症状が一定期間続いた場合なども、保険金を支払う特約付きの団信。

「七大疾病保障付団信」とは、通常の団信の保障(死亡・高度障害)に加え、3大疾病(ガン・脳卒中・急性心筋梗塞)と4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)が発症し症状が一定期間続いた場合なども、保険金を支払う特約付きの団信。

さらに、女性特有の疾病も保障したり、発症時に一時金を支払う特約付きなど、さまざまな商品がある。

上乗せされる保険料は、金利に上乗せするタイプがほとんどで、残高に応じて保険料が決まる。一部の金融機関では、年齢も加味した保険料設定をしているものもある。

金利を0.1%上乗せした場合、残高が1,000万円であれば、年1万円、月なら1千円以下だが、金利0.3%上乗せの場合で、残高3,000万円なら、年9万円、月7,500円となる。

なんでも加入すれば安心だが、毎月支払う保険料が返済に上乗せとなるので、現在加入している保険全体の保障内容や保険料との総合的な判断が必要となる。



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