住宅ローン基礎知識:いつまでに返し終える?(08.03.07)

“20年で返しきろうと思っているんです”

先ほど、住宅ローンの打ち合わせをしている中で、お客様から言われた言葉です。 まだ、歳は20代半ば。もし、言葉のままなら、40代半ばには返しきることになります。

もし、予定通りに返しきることになれば、その先はどうなるでしょうか。

一番多いのは、住宅ローンが完済した自宅を売却し、 その資金を元手に新しい家を購入するケース。 ここで新しく住宅ローンを組めば、また新しく返済が始まります。(建て替えも同じ)

最初の住宅ローン借入が2,000万円・20年、 次の住宅ローン借入が1,500万円・15年とした場合と、 最初から3,500万円・35年とした場合では、 住宅ローンの借入額と住まいのクオリティが同じと仮定すると、結果同じじゃない?、 最初からいい家に住めるんだから長く多めに借りてもいいんじゃない?と思えます。

住宅ローンを二回に分けて借りた場合、何が良いのか。 一つは30~35年の借入期間で繰上返済を利用した20年での返済にすれば、 毎月の支払いが少なく済み、リスクの軽減になる。 もう一つは、身軽になることで20年後に住み替えを含めて、生活の変化に対応できる。

また、住宅ローンの借入と自己資金で購入できる住まいに満足できれば、 自宅を賃貸して家賃収入を稼ぐということも可能。 賃貸収入を住宅ローンの返済に回してもいいし、貯蓄してもいい。

逆に購入金額が売却金額と同程度で収まれば、住宅ローンの返済がない生活が続くので、 返済に回す分をそのまま貯蓄に回せば、老後資金の蓄えになる。

今回のお客様の勢いや考え方(性格)などから、 20年とは言わずに15年でも返済してしまいそう。 40歳前後で返済が終われば、さらに上記の想定は好転します。 その時の収入や社会環境にもよるのでしょうが、 もしかしたら、さらにもう一回となるかもしれません。

ここに紹介したケースは、今回相談を受けながら、私の頭で勝手に想像したもので、 すべてのケースに当てはまるとは限りません。

家を買うのは一生に一度(≒住宅ローンも一度)と決めつけて、 最初にクオリティがいい家を買うのもひとつ、 余力を充分残して購入し、何度か住み替えをしていくのもひとつ、 それぞれのケースを考えてみてはいかがでしょうか。



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