住宅ローン基礎知識:繰上返済の実行方法(05.06.27)

当サイトでも世間でも、流行・キーワードのようになっている“繰上げ返済”。 住宅ローンの残高を減らし利息の軽減効果を得る、 返済期間を短縮し早期完済を目指すなど、とても健全なことですが、 ひとつだけポイントを上げると、繰り上げ返済をするかしないかは 家計の余裕を見て決めるということです。

繰り上げ返済の話は、えてして、繰り上げ返済をどのように行うかという テクニック的なことになりがちですが、本来、 家計の健全とこれからのことを目的に行うわけですから、 繰り上げ返済をすることが絶対ではなく、 まず、繰り上げ返済をするかしないかを考えてみる必要があります。

繰り上げ返済をするかしないかを決めるのは、簡単です。 今の家計状況で、何かあった時に対応できるか、 これからの家計状況で苦しくなることはないかどうかです。

例)いざという時の緊急予備費、将来の教育費など

もし、これらのことを想定しても、問題なくクリアできそうなら、 初めて繰り上げ返済の方法についての検討に入ります。 では、繰り上げ返済を実際行う時、どのように行っていけばいいか見てみましょう。

繰り上げ返済は、現在残っている住宅ローンの元金の一部を返済し、 その元金分にあたる利息を軽減することが出来ます。 繰り上げ返済の方法には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の二種類があり、 そのどちらかを選択します。

期間短縮型と返済額軽減型を比べますと、利息の軽減効果は期間短縮型の方が大きくなります。 しかし、一度短縮してしまった返済期間は、家計が苦しくなった時に戻すことは出来ませんので、 金利上昇リスクがない長期固定タイプやこれからの家計にも余裕がある時に選択します。 (借り換え予定の場合も、返済期間は移行してしまうので同様です)

もし、これから出費が増えそう(収入が減りそう)と予想される場合や短期固定タイプの場合は、 返済額軽減型を選択する方が無難です。

また、借り換えや固定期間の終了に伴う金利見直しが近い時期にある方は、 繰り上げ返済をそのタイミングまで待って下さい。

最後に、繰り上げ返済をする際、繰り上げ返済の手数料が掛かるケースがほとんどですので、 費用対効果を確認することも必要です。 (だからと言って繰り上げ返済手数料が無料の住宅ローンが必ずしも優っているとは限りません)



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