住宅ローンニュースと金利動向:申年は飛び跳ねる、年始から株下落に金利低下(16.01.15)

「申年(さるどし)は飛び跳ねる」とは言い得て妙で、新年から半月が経過して、とんでもないことが次々と起こっております。

芸能界でSMAP解散とベッキーの不倫問題が騒がしいなか、より深刻なのが政治・経済・国際情勢です。

東京株式市場では年明けの大発会から連日の下げが起こり、日本だけではなく世界同時株安、さらに、頻発するテロ、イランとサウジアラビアの紛争(大使館攻撃なら戦争)、北朝鮮の水爆実験、原油安など。

これを受けて、昨日、日本の長期金利が一時0.2%を下回る0.90%をつけた。年明けから1.3%程度の低水準で推移し、今年こそ上がるのかなと思っていた矢先の急落で驚きました。

世界的にも株式市場で下落し、日本や米国の国債へと資金が流入し、長期金利が低下しておりますが、それにしても、日本の金利は異常に思えます。

これは、アベノミクスが発動して以来続く日本銀行の国債大量購入が影響している。さらに、円高、原油安などで物価が上昇しないことから、さらなる金融緩和もあり得るかもなどという噂もあります。

ただ、本質を考えれば、物価を上昇させる(インフレにさせる)ことは目的ではない。

目的は、日本の経済発展、国民の豊かさを得るためであり、景気が良くなり、国民の所得が増え、その結果、消費が増えて、物価が上昇する。これが目指す過程ではないか。

円高、原油高、金融緩和による金余りでの物価上昇は、結果は同じでも、過程が異なり、国民が豊かになっているのかは懐疑的です。大企業や富裕層限定で発展し、表面上の景気は良くなるかもしれませんが。

不動産に目を転じてみると、長期金利がこれだけ低くなれば、通常、不動産価格は上昇します。しかし、好調だった都心部でも陰りが見え、郊外や地方ではいち早く下落基調となっています。

不動産価格の曲線は、都心部で頂上付近、郊外で下り坂の八合目付近、地方ではゴロゴロゴロと。

このことから、単純売却なら今すぐ動くべきです。

買い替えはステップアップ(売却金額よりもより高い購入金額)よりもダウンサイジング(売却金額よりも購入金額を抑えて一部を現金化)を目指す。

単純購入なら、クルマのように消費(最終的には残価がなく処分)の感覚で、下がる前提なら予算はできるだけ少なく抑えて、現金や返済の支払いを少なくする。

あくまでも例ですが、10年後に半額となるなら、2,000万円の購入金額なら1,000万円マイナス、4,000万円の購入金額なら2,000万円マイナスになります。その差は1,000万円です。

さらに、この差額に支払額を加えた金額と、賃料の支払いと居住満足度を比べて、購入なのか賃貸居住なのかも判断できます。


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