住宅ローンニュースと金利動向:異常な低金利が続き感覚が麻痺(15.04.14)

異常な状態が毎日続くと、それに慣れ、それが当たり前の日常になっていく。

毎日深夜までの勤務が続くとそれが身に付き、夜の20時、21時頃に仕事を終えると、とても早く終わったような気がする。それでも残業ありの長時間勤務にも関わらず、異常な状態が普通になって、普通の状態に違和感を感じるようになる。

そんな状態が、現在の住宅ローン金利にも言える。

昨日、週刊ダイヤモンド2015/04/18巻頭特別レポート「スクープ!大手不動産が不正行為か、流出する“爆弾データ”の衝撃」を読むために購入した同誌で、長期金利の動きにも法則があり、毎年4月がもっとも高くなるという記事が掲載されていた。

4月の長期金利動向は、翌月の5月に実行される住宅ローン金利に影響を与えるため、この法則から考えれば、5月に住宅ローンは借りない方がいいということになる。

すでに購入してしまっているのなら、4月中に決済してしまうか、約定的に問題なければ6月に決済するようお願いしてみるのがいいかもしれない。※6月の金利は未定ですので結果の良し悪しは分かりません。

補足:一般的に、不動産を購入する場合、探して、決めて、交渉して、契約して、融資手続きをして、決済するという流れになる。住宅ローンの金利は融資の実行時(決済時)で決まる。

さて、4月に金利がもっとも高くなる傾向があるとはいえ、4月14日09:37時点での長期金利は0.335%という低い水準にある。

近年のアベノミクス・黒田バズーカと呼ばれる異常な金融緩和により、長期金利はものすごく低い金利水準になった。

金融緩和当初はどんどん低くなっていく金利にいちいち驚いていたが、この状態が1年以上も続くと、それに慣れ、それがごく普通の日常となってきている。

一昔前までは1%を切るだけでも低いと思っていたが、今、もし1%の金利になったら、高くなったなと感じるはずである。

そして、その金利状態は住宅ローンの金利にも反映され、名目上の金利(店頭表示)はまだしも、優遇されることが当然になり、実際に適用される金利(実行金利)は変動金利なら1%を切るのが当たり前となり、全期間固定でも2%程度である。

この金利は、貸し出す金融機関の利益や経費などを考えたらとても信じられないような水準だが、それがどこでも行われ、長い期間継続すると、それが当たり前になり、なにも感じなくなってしまっている。

この異常な住宅ローン獲得競争について、週刊東洋経済で記事「住宅ローン「終わらない金利競争」の果てに、3メガバンクが向き合う攻防は「金利外」へ」が掲載された。

この他にも、熾烈な金利競争や貧困についてなどの記事も掲載されていますので、ご興味ある方はご覧になってみてください。



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