住宅ローンニュースと金利動向:事実上のマイナス金利でも予算は控えめに(15.02.22)

今年1月、長期金利(10年物国債)は0.2%を割り込んだ。それからおよそ一月が経過し、2月20日現在の長期金利は0.390%まで上昇した。

上昇したといっても、長期的な視点から考えれば、まだまだ低い水準だが、アベノミクスも後半に入り、日銀も手仕舞いに向かい始める時期と考えれば、今後の金利動向には注目するべきとなる。

現在、住宅ローンの金利は、変動金利や短期系の固定金利で優遇利率が適用となれば1%を切る。

住宅ローン控除は残高の1%の税額を還付するという税制だから、控除限度額以内の借入金額(残高)で、かつ、控除額以上の税金を納めている方で、1%を切る金利で借り入れた場合、支払う利息を控除額が下回り、お金を借りたら利息が支払われた、というようなマイナス金利現象が起きる。

もし、現金で購入する予定だった場合、上記の条件に当てはまるなら、現金は手元に残し、住宅ローンを借りた方が有利になる。さらに、手元資金を運用し、多少でも利息が得られれば、なお有利となる。

※借入に伴う諸経費などもあるため、すべてのときに有利となるわけではなく、個々に検証が必要となります。

アベノミクスでは、このように資産や資金を持つ富裕層を先に優遇し、そこで生み出されたお金が消費に回って景気を刺激し、一般的な層に波及するという効果を狙っている。

このまま、絵に描いたように進んでいくのか、それは、エコノミストやピケティにでも任せておくとし、富裕層がどうなろうが気にならないが、危ういのは一般層がこの流れに乗ってしまうことである。

金利が低いことを上手に使えればいいが、当面の返済額の少なさに、ついつい予算を上げてしまい、高額な買い物にならないようにしなければならない。

金利が低い、それは良し、しかし、予算を引き上げることは抑え気味にした方がいい。

金利の上昇には固定金利などの対策もあるが、そもそもの予算超過は、住み替え・売却や、教育、老後などへも影響を及ぼしかねない。

身の丈にあった消費にすることが肝要です。

参考)長期金利チャート
http://www.nikkei.com/markets/marketdata/chart/jbtdl/#tab4



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