住宅ローンニュースと金利動向:長期金利の動向(09.02.16)

中川財務相のふらふら発言で内容が飛んでしまったG7(財務相・中央銀行総裁会議)。

とんだお騒がせであったが、このG7では、世界的な金融危機と景気悪化の克服に向け、 財政出動などの協調行動をとる方針となった。この方針は、金利動向に少なからずとも影響を与える。

財政出動は、すなわち国債増発へと繋がることが予想される。 売出し(供給)が多くなると供給側の競争が激しくなる。 供給側の競争は金利が上昇すること。 これを懸念して、市場の金利は上昇する方向へと向かうのではないか。

しかし、これは需給関係によるもので、基本的には短期的な動向。 金利の動向の底流には、景気が大きく影響される。

与謝野馨経済財政担当相が、景気の現状について「戦後最大の経済危機だ」と述べたように、 景気悪化は深刻で、この状況が続く限り、多少、需給関係での綱引きはあるかもしれないが、 大きく金利が上昇することはないのではないか。

≪GDPマイナス12.7% 輸出、過去最大の落ち込み≫

内閣府が16日発表した2008年10―12月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を 除いた実質で前期比3.3%減、年率換算で12.7%減となった。3四半期連続のマイナス成長で、 減少率は第1次石油危機時だった1974年1―3月期の年率13.1%減に続く約35年ぶりの大きさ。 金融危機をきっかけにした世界不況の影響で輸出が過去最大の落ち込みとなり、個人消費、 設備投資も大きく減った。日本経済は外需を中心に総崩れの状態で、深刻な景気後退に入った。

引用元:日経ネット・2/16

今日の日本経済新聞に掲載されたエコノミストの金利動向予想でも、 1~1.5%程度の中で推移するとなっており、長期的に大きく金利上昇することはないのではないか。

※昨年の年頭に日本経済新聞で掲載されたエコノミストの長期景気予想なら 「今年は景気回復」となっていたことから、どこまで当たるかは微妙。 素人の私よりは信憑性はあると思うが。

今後の住宅ローンの金利を上記のようなことから考えると、短期的な細かい上下はあるが、 しばらくの間は現状と同程度の金利で推移するのでしょう。

先日お会いしたお客様が仰っていたことが、そのままこの推測に当てはまる。

「しばらくは低金利が続くから変動金利で借りて、金利の動きを見てタイミングよく固定系へ切り替える」

不動産や金融関係のお仕事ではない方なのですが、よく勉強されていると感心させられました。 住宅ローンの選択で成功する秘訣は、何を選ぶではなく、どうやって選ぶかなのだと教わりました。

断片的な情報で惑わされることなく、聞きかじりで思い込まず、 ご自身で一度しっかりご検討されることをお薦めします。 もし、横で手助けをご希望される方はご連絡ください。 ただし、答えを出すのは皆様で、あくまでもお手伝いまでです。



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