不動産基礎知識:借地の底地はいくらになるのか?(16.09.01)

長年、地代を支払い続けていた方に、ある日、地主さんから「底地を買いませんか?」という提案がありました。

このまま地代を払い続ける負担や、相続した子供たちに面倒をかける心配を解消したいと考えていたところでしたので、底地の買取りを前向きに検討することにしました。

さて、底地の価格はいくらになるのでしょうか。

不動産の価格を決める際には、指標となる数字がいくつかあります。

路線価を基準にする方法や、取引事例を参考する方法、収益還元法を使用する方法などです。

路線価を基準にする場合、路線価図には借地権割合が定められています。たとえば、借地権が7割、底地が3割、といった具合です。

ただし、こちらの路線価は、相続税の算出の際に基準となる価格ですので、そのまま取引価格とすることができるかは、検討が必要です。

周辺の更地の取引事例を参考にする方法もありますが、更地と借地権の底地とでは利用価値が全然違います。あくまでも、「更地だったらこの価格」という参考にしかなりません。

その他、地代や固定資産税額を基準にして価格を決める方法もあります。

ただし、こちらの方法を用いる場合ですと、底地の収益性は低いので、非常に安い価格として算出できてしまい、地主さんの認識とズレがでてきてしまうかもしれません。

実際には、これらいくつかの方法で算出した価格を参考値として、借地人、地主さんの個別事情を勘案して交渉していくしかありません。

不動産取引に決まった形はありません。ご不明な点は不動産取引の専門家にご相談ください。


仲介手数料半額・中古マンション

サブコンテンツ

このページの先頭へ