不動産基礎知識:競売物件の入札(申込)方法(16.02.24)

競売物件を売却する方法は、1.期間入札、と、2.特別売却、の2つの方法がございます。

近年、競売に対しての敷居が下がったことにより、不動産そのものや権利関係に特殊な懸念事項がない限り、ほとんどが1の期間入札にて売却されます。

入札者がいない、入札者の資格に問題がある、など、期間入札により売却を実施しても,適法な買受けの申出がなかった場合にのみ行う売却方法です。簡潔に言えば「早い者勝ち」で売却する方法です。

1. 期間入札

裁判所書記官が定めた期間内に入札を受け付け,後日開札を行って落札者を決める入札方法。

期間入札で売却される不動産については,入札期間が始まる日の2週間前までに裁判所の掲示場か庁舎の中の掲示板に,公告が掲示されます。

公告には,売却される不動産,入札期間,開札期日が開かれる日時・場所,不動産の売却基準価額,買受可能価額,買受けの申出に際して提供しなければならない保証の額や提供方法など,売却についての重要な事項が記載されています。(ネットでも閲覧可能)

買受けを希望される方が、この公告を見て,自分の買いたいと思う物件に入札をします。その中から、買受可能金額※以上で最も高い金額で入札した人を最高価買受申出人に指定し、売却許可決定を受ける資格が付与されます。(売却許可が決定したわけではない)

※買受可能金額:売却基準価格の10分の2に相当する額を控除した価格(売却基準価格の80%)

2. 特別売却

特別売却についても裁判所書記官の売却実施処分に基づいて執行官が行います。

特別売却期間中に一番先に買受けを申し出た人に買受けの権利が与えられます。同一物件について,買受けの申出が同時に複数されたときは,くじ等により買受申出人を定めます。

特別売却物件は、期間入札において適法な買受けの申出がなかった物件です。対象物件は,開札結果欄に「不売」と表示されます。買受希望者は,執行官に対し,買受申出人の資格を証明した上で買受けの申出をし,保証金を提出します。早い者勝ちですので、裁判所に出向くこととなります。

期間入札が金額勝負になるのに対し、特別売却は時間勝負になります。特別売却の場合、後から高い金額で来てもひっくり返されることはないので、実質は「買受可能価額」となります。

買受申出人に指定された後は、期間入札も特別売却も同じ手続きになります。

□ この競売基礎講座は、弊社が会員登録をしております「一般社団法人不動産競売流通協会(FKR)運営の981.jp( http://981.jp )」より提供を受けております。

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