不動産基礎知識:嫌悪施設(06.04.04)

住まい探しをする上で、土地や建物そのもの以外にも、 周辺環境や近隣施設は、とても大事で大きなポイントになります。

スーパーなどの生活施設や街並みなどは、 プラスの要素に働くもので注目しがちですが、 実際には、悪影響を及ぼしそうな嫌悪施設の方が大事になり、 どの物件にも必ずと言っていいほど、何かしらの嫌悪施設があります。

代表的なところでは、ゴミ関連の施設、暴力団事務所、風俗・飲食店、 火葬場、工場などがあります。明らかにというものは、 ちょっと注意をすれば分かるのですが、つい見落としがちな施設を挙げてみますと、

田や畑:土ぼこり、農薬、虫、臭い(杉は花粉症も)

学校や公園:音、土ぼこり、通学路に面した場合のいたずら

駐車場:騒音、排気ガス、プライバシー

事務所や店舗:来店者などによる影響

道路や線路:騒音、振動、排気ガス、粉塵、事故

などなど。

致命的なものは論外として除いても、嫌悪される施設は、 自分がどう感じるかによって、判断は分かれるところで、 少しでもマイナスの要素があると思えるのは全部ダメとなってしまうと、 なかなかこれだという物件までたどりつけなくなることもあります。

例えば、墓地の場合。直接的な被害は、ほとんどなく、心理的な部分が大きいと思います。 この場合、逆に考えれば、採光や通風、眺望が良いという利点もあります。 (先日、お墓の近くはお金が貯まるという言い伝えもあるからと言って買った方もいました、これは例外かもしれませんが)

大事なのは、周辺環境や施設から、どのような影響がどのくらいあるかを 冷静に分析することです。頭ごなしに、こういうのがあるからダメというのではなく、 客観的に考えてみて、このくらい影響がありそうだから止めようかとか、 この程度なら許容範囲かなとか。

そういうのを冷静に判断して物件を見てみると、思ったより良い物件があるかもしれません。 食わず嫌いではなく、食べてみて、自分の好みではないなと思ったら、 止めればいいのですから。当然ですが、検討は契約前にです。



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