住宅購入の見識:「買う家」=「住む家」ではない?(16.07.23)

住宅購入の考え方についての話です。

先日とあるお付き合い先の方とお話ししていたのですが、その時の話が買う家と住む家をイコールにしない方が良いのでは?、というものでした。

弊社は住宅購入の際に資産価値を重視することを推奨しています。より駅近で、より都心寄りに。でもその選択は、快適に住まう街選びとしては適切でない場合があります。

一次取得者の年齢が35歳±5歳と考えると、住宅購入時期と子供の教育問題は切っても切れない関係にあります。待機児童問題が顕在化していますが、苦労して保育園に入れた方はホイホイと住むエリアを変えられないのも事実です。

また、駅近・都心寄りの住環境が最適な子育て環境かというとそうでもありません。閑静な住宅街で伸び伸び育てたい、は都心では想像できませんね。

仕事と住まいの関係も同様です。東洋経済オンラインで面白い記事を見つけました。

「本当のお金持ち」は家の買い方にムダがない

http://toyokeizai.net/articles/-/116867

「住む家」と「買う家」を別にする、という発想です。

ここでいう「買う家」は「投資の家」であり、所有して賃貸にすることを指します。(賃貸用のローンは金利など条件が違う、という話は別の機会に)

収入に見合った投資用の物件を駅近・都心寄りで購入し、賃料収入はローン返済とバランスさせます。自分が住む家ではないので、客観的に冷静に判断して、資産価値が下がりにくい住宅購入ができ、また、そういった住宅は流動性も高いので、いざという時に資金化もしやすい物件となります。

この場合、「住む家」は子育て条件や職業条件に見合ったエリアに賃貸します。ライフスタイルとともに「住む家」の条件は変わっていきますが、賃貸なので移住も容易です。

自分の収入にレバレッジを利かせて用立てできる住宅購入資金の使途を「投資に使う」か「居住して消費する」かの選択です。

※念のため補足ですが、この記事は「賃貸」VS「購入」の話ではありません。

買わずに「賃貸」は自分の収入で用立てできる住宅資金を使わない、という選択なので、やはりもったいないですね。前述のとおり、投資としての住宅購入と居住ための住宅購入を同時に満たす妥協点はなかなか難しそうです。

これからの人口減・家余り時代を考えると、ますます難しくなります。いっそのこと「買う家」=「住む家」にしない方が人生の選択肢が広がるのでは?と思った話題でした。


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