住宅購入の見識:短い期間、少ない見学数でも失敗するわけではない(15.11.30)

暖かい下着として定着したユニクロの「ヒートテック」。昨日、1日限りのヒートテック激安セールなるものをやっていると、午後8時頃に思い出し、慌てて、イオンまで出かけてみました。

「今日1日限りの期間限定」という魔法の言葉を聞いた瞬間、何も考えずに飛び出してしまいましたが、ユニクロに着いて、お目当ての品物を見ていて、好みの色とサイズが合わなかったため、結局、何も買わずに帰ってきました。

この「限定」シリーズには、期間限定のほか、「ご当地限定」「数量限定」などのバリエーションもあります。これは、消費者心理を考え、購買につなげようという商売側の意図から仕掛けられるものです。

不動産は、同じものがないという個別性があり、今売り出されている物件と似たような物件が次にいつ売り出されるのか分からず、今売り出されている物件もいつまで売っているか分からないという期間限定性もありと、限定シリーズの極みのような特性があります。

購入する側としては、金額が高いこともあって、限定シリーズには惑わされて慌てて購入しないようにと注意します。担当する営業マンにも、「慌ててない、期限はない」ということを伝えて、限定によって圧迫されても動かないよとけん制します。

早くしないと売れてしまうかも、これしかないかもと、資金や物件のことをよく考えずに、慌てて飛びついてしまうことはお勧めできません。

しかし、具体的な期限を設定することなく、じっくり構えれば必ずいい結果がとも言い切れません。

もっと待てばよい物件が、次はもっと良いかも、と、ずるずると探していく方もいらっしゃいますが、購入後のアンケート調査では、探している期間の長短と、見た物件の数と、満足度に相関関係はないと示されております。

長い期間探しても、短い期間で決めても、数多く見ても、1件だけしか見ていなくても、満足する方、不満に思う方の割合は変わらない。

住まい探しの根本さえ間違えていなければ、短い期間でも、数少ない見学でも問題はなく、根本が間違っていれば、長く探しても、数多く見ても失敗する。

住まい探しの根本、誰が暮らし、どのような生活をするのか、その生活と将来を考えると、どのような住宅がいいのか。

不動産のスペック(構成)の良し悪しを比較するのではなく、暮らす人と不動産の特性の相性を当てはめてみる。ここがしっかりできていれば、見極めていれば、1日でも、1件でも問題ない。

なお、私も、物件を見て、これがこうならいいな、この物件のこれはいいな、と、物件比較をしてしまい、頭で考えるように行かず、感情が入ってしまいますので、偉そうなことを言ってもできているわけではありません。

何件も購入し、何件の家に居住した経験から言えば、根っこの部分がずれていなければ、物件が完ぺきではなくても、生活(人)の部分で柔軟に対応できます。



住宅購入サポート

サブコンテンツ

このページの先頭へ