住宅購入の見識:購入するもしないもハーフハーフ(15.03.29)

住宅ローンの返済で家計のやりくりに悩み、毎日不安な日々を過ごす。金銭的な余裕を持つことができずに節約ばかりの生活。家を購入することのみを考え毎日の通勤で疲労困憊。

なんのための住宅購入なのか。住宅をどのようにするかによって人生に大きな影響を与えます。しかし、あくまでも人であり、物(不動産、住宅)は道具・手段でしかありません。

道具、手段のために、本来の目的である生活や人生に悪影響を及ぼすのでは本末転倒です。

私のコラムでも取り上げますし、TV、新聞、雑誌、ネットなどでも、あちこちで話題に上がる「購入と賃貸ではどっちが得」のお題。

でも、これって、物から考えている発想。不動産に詳しくなくても、本質から考えられる人であれば、そんなのわからない(どっちもどっち)という答えを返すはずです。

さらに、不動産に詳しい人、詳しくなればなるほど、そんなのわからない(どっちもどっち)という答えになるはずです。

※決めつけてくる人は、この問題に答えることが目的ではなく、答えを利用してさらになにかしらの利益を取ろうという背景があるのかと思われます。(買った方が資産になるから得です→買わせたい)

生活、人生から考えてみて、地域、資金、家族などの状況、さらにお好みや考え方、性格などを加味して、購入した方がよい、購入しない方がよい、という結論になる。

年齢が重なり、本人や家族の状況が変わり、経済情勢なども変化することにより、以前は購入した方がいい(購入しない方がいい)と判断したとしても、現在なら購入しない方がいい(逆も同)ということもある。

購入した方がいいか、購入しない方がいいか、を考える場合、金利や不動産相場などを考えるのではなく、自身の収支、家族、好み、地域の住宅事情や相場、いつまで暮らすのか、など、自身のこれからを客観的に考えてみる。

さらに、購入しよう(購入した方がいい)となった際にも、物の優劣で、戸建てがいい・マンションがいい、新築がいい・中古がいい、建売がいい・注文住宅がいい、と判断できるものではない。

自身の収支から資金計画(購入後の家計)を考えた場合、資金はどの程度なのか、それで買える住宅(地域)はどのようになるのか、その中から、物の優劣や好みの判断となる。

やっぱり戸建てでしょ、やっぱり新築でしょ、やっぱり注文でしょ、という物からの発想は厳禁です。※なにを買っても大丈夫というほどの資金力があると判定されれば、何も言いません。

これから東京五輪まで、都心部を中心に住宅(マンション)の建築ラッシュが続きます。1棟で1000戸クラスの大型マンションが次々に供給される予定です。この人口減少時代、空き家で住宅飽和の時代にです。

建築されるマンションは一番強い立場にあるので問題ないでしょうが、その余波で、中古マンションが、郊外の地域が、一戸建てが、賃貸が、と弱い立場にあるものがさらに弱くなります。

そんな状況下(値下がり圧力)で、物を中心に発想するのは危険です。あくまでも、生活する人、利用する人を中心に発想することです。(さらに加えれば、いつでも逃げやすいように負担を軽くしておくことをお勧めします)



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