住宅購入の見識:住まい探しでまずすべきことは(14.04.14)

昨日、今日と、住宅購入そのものの相談が続いた。共通してお伝えしたのは、家を買うとなったら、まず第一にすべきは、情報収集(物件探し)ではない。

それよりも先に、なにを優先するか、なにを妥協できて、なにを妥協できないのか、しっかりと決めておくことである。

通勤時間が短く(都心に近く)、さらに駅からも近く、しかもターミナル駅で商業施設や生活施設が充実している駅がいい、住環境も落ち着いて雰囲気もよい。災害にも強く平坦な地勢で、周辺に緑も多い。

建物は新しくて、広くて、耐久性・耐震性にも優れ、有名ブランドで、最新設備が充実して・・・など、希望を出し始めればキリがなく、そもそもこれだけの条件を兼ね備えている物件があるのか、あったとしても、どのくらいの金額となるのか。

予算無制限でもない限り、どこか予算の中で取捨選択をしなければならない。

取捨選択をするに際して、物件情報から入ってしまうと、この物件はこの点がダメ、これはここがダメと物件の良し悪しから判断してしまうこととなり、購入した後に後悔してしまうこととなる。もしくは、購入する物件がない、予算を超過してしまう。

共働きで子供がいない、なら、都心に近くて駅にも近い立地が優先されるかもしれない。

休日は家にいることが少ない(庭を手入れしない)ならマンションかもしれない。

子育て環境重視なら、地域の安心度(道路事情など)、教育環境、庭や家の広さかもしれない。

通勤時間なのか、居住エリアなのか、生活利便性なのか、広さなのか、災害への安心度なのか、自分たちの優先順位が決まっていれば、おのずと取捨選択する項目も決まり、さらに、物件も決まってくる。

仕事も引退し老後のための住まいを購入しよう・・都心への距離感はさほど重要ではない。

今はいいがさらに高齢化したとき、階段や段差と庭の手入れが大変だな・・マンションの方がむいている。

将来、運転がしんどくなるかもしれないな・・周辺に生活施設が整っている、できれば徒歩圏に揃い、平坦な地勢のエリアがいい。

老後資金を考えたら購入にお金をあまり使いたくないな・・新築よりも中古のほうが予算を抑えられる。さらに、夫婦二人だから広さもさほど必要ない。

このようなケースの場合、都心への距離や新しさ、広さの条件で価格が高いなら、少し離れても生活施設や駅への距離などの立地を優先したコンパクトな中古マンションをとなる。

その中で、物件情報を収集し、ここで物件の良し悪しと価格などを見比べながら、購入する物件を選ぶことになる。

相談に来られる方のほとんどが、優先順位が決まらず(決めずに)、物件を見て、あれがだめ、これがだめ、と、すべての希望条件と物件を漠然と比べている。

今日の相談でお一人だけ、かなりプレミアな条件だけを満たしてくれれば、その他の条件は多少融通しますという方がいらっしゃった。

極端だが、このくらい割り切って優先順位をつけている方が満足・納得した住まい方をしているように見受けられる。



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