住宅購入の見識:住まい決定4つの要因(13.06.04)

住宅購入に係る意思決定は4つの要因が相互に作用しながら行われる。要因のいずれか1つに偏った意思決定をすると誤った判断になる恐れも高い。以下に4つの要因を個々に紹介する。

1)資金

住宅購入において資金は、圧倒的な決定要因であることは間違いない。これは、昔も今も変わらない。ただし、買えるかどうかだけではなく、買った後の返済、負担も考慮する意識が高まった点は進化した。

つまり、買えるからとハイクオリティを目指すものではなく、身の丈に合った住宅を選択するようになった。家がすべて、家が最終目標、持ち家のステータスよりも、人生、生活全体を見えるようになり、価値観の変化も現れた。

2)損得

今買った方が得か損か、持ち家が得か損か。以前から現在に至るまで、万人共通の結論が出ることがなく、議論し続けられてきた話題。

不動産相場もさることながら、税制、金利、雇用など、政治経済から社会全般の影響を受ける。さらに個々の事情もあるため、絶対間違いないという判断は下せない。

3)優劣

露骨に、知人友人と住宅の優劣を比べることはないと思われるが、よりいい土地、よりいい住まいを目指し、数多くの中から優れていると思う不動産を選ぶ。

少数派ではあるものの人本位の住まい探しが徐々に生まれ、物本位のスペック評価で選ぶ時代ではなくなったが、それでもやはり、よりいい住まいへと流れる。資産価値を重視する傾向もこれと同様。

4)満足

好ましい地域、愛せる住宅、暮らし始めて幸せな生活を送れるかどうか。環境がいい、使い勝手がいい、など、住宅や地域への愛着が生まれ、満足を得られるか。

投資ではなく実需である住宅は、この満足度が占める割合は大きい。客観的な条件をすべて飛び越えて、主観による気に入った、惚れたという気持ちで選ぶケースも多い。資金などの状況が許されるなら正解。

通勤時間が短くて肉体的負担も減り時間も有効に使える、実家が近くて交流や支え合いができる、など、日々の生活に満足し、ひいては幸福につながる住まいとなるかどうか。

以上、4つの要因を関連させ、検証し、どの住まいを選択することが最適か判断することが大切になる。

探す本人や知人友人は、主観や一部の側面に左右されることも大きいため、感情を外してみることができるプロのアドバイザーを交えると、より深い考察と適切な判断ができるようになる。



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