住宅購入の見識:後悔しない秘訣(12.08.30)

あのとき、こうしておけば・・・。43年の人生を生きてきて、数えきれないくらいの後悔を重ねてきた。私のなかで大きいものは、株の投資であろうか。

さすがに、日常、不動産業務で携わっているため、不動産の購入では後悔したことはないが、隣の隣くらい近所であっても、不動産と株は別物であった。

▼一般の方にとって、日常、不動産に触れながら暮らしているが、不動産の選定、取引は非日常であり、金額も大きいため、住宅購入に伴う後悔はダメージも大きい。

どんな人でも暮らしていれば、まったく後悔ゼロ、というのはあり得ないのかもしれないが、住宅購入での後悔は、許容できる程度の範囲に収めたい。

判断ミスを避け、適切な判断を下して、後で悔やむような決定をしないように、住まい探しのヒントを提示してみたい。

▼選択肢は多めにあげ、捨てる。

不動産を探す際、一般の方が陥りやすいのは、選択肢が狭いことである。もっと他の選択肢がないのか、柔軟な発想が大切になる。

しかし、選択肢が多いままだと決められない。選択肢を広げ、そして、明確な理由で捨てる。大幅に刈り込み、単純化することで、進むべき方向が見えてくる。

▼思い込みを疑う。

住まい探しをするうえで、仮説を立てることは必要である。仮説は検証して、初めて判断することができる。検証することなく、仮説のまま思い込んでいると、誤った結果になるかもしれない。

情報を得たあと、それを鵜呑みすると判断ミスをすることがある。客観的な事実であれば変わりようもないが、人の主観に基づく話は、本当にそうなのか、検証する必要がある。

▼さまざまな可能性を考える。

不動産の購入はリスクコントロールである、というのは達人の教えである。リスクに備えるのは、事前に対策することと、万が一に備えることの二つに分かれる。

地震を例とすれば、地盤がよい地域を選ぶ、耐震性の高い建物を選ぶ、というのが事前対策。地震保険に加入しておく、避難所を覚え、家族の連絡手段を確保しておく、などが備えになる。

▼後悔ばかりの私が、偉そうなことを言えるような立場ではないのは承知のうえで、お伝えさせていただきました。

自身や関係者のなかで考えていても、気持ちや思いも混ざってしまうことは仕方ないこと。どの分野でも、客観的、中立的に助言できる、専門家に問題をあぶりだしてもらえば、見落としなく判断できる。



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