住宅購入の見識:住宅購入成否の鍵はスタートにある(12.03.24)

なにを持って失敗とするか、この定義が決まらないと、失敗したかどうかの判定はできない。住宅の購入は、受験のように白黒はっきりするような性質ではない。

人それぞれ、人生が違えば、住宅に対する考えも変わる。世間一般からみて、どうなのそれ?と思うケースがあったとしても、暮らす人が満足し、順調に進むのであれば、それでいい。

誰が見ても、それは失敗でしょう、と、言えるケースを仮に決めるとすれば、住宅ローンの返済が苦しい、住宅と生活の相性が悪い、など、住宅購入がストレスに繋がっている状態。最悪な場合、後ろ向きな理由で手放さなければならなくなるときでしょうか。

なぜ、失敗してしまうのか。その原因は、住まい探しを始めるときに、物から始めてしまったからです。

住まい探しをする方のほとんど大多数は、新聞や雑誌、テレビの広告やネットなどで気になった物件のモデルルームや展示場などに、いきなり出向いている。

そこで、素敵な建物や設備などを見せられ、営業マンから巧みなトークを聞かされ、買いたくなってしまい、自分たちでも買えるのではないか、大丈夫だ、と、自分自身で営業をするようになる。

本当なら、毎月の返済をこの程度に抑えた方がいい、という状況でも、それを知らないまま、先に物を気にいってしまうと、営業マンから見せられた返済計画で大丈夫だと自己弁護してしまう。私でも同じです、欲しくなったら、行っちゃえ~、となります。

たまたま運よく、資金計画も生活との相性も問題なく当てはまっていればいい。しかし、人生を大きく左右する住宅購入が、運だのみというのは、あまりにもリスクに疎い。悪く転がって現状維持、良い方に転がればよりよく、というのが運に賭けてもいい。

まっさらなときに、自分たちの生活や家計などを見ながら、返済計画や住まいがどのような感じなるといいのか、この検証を、住まい探しを始めるときにまずすること。そのあと、それに基づいて探す。

物があってそれに合わせるではなく、人があってそれに合った物を探す。この方がいいと思うのですが。生意気ですか?



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