住宅購入の見識:マンションの永住性(06.09.04)

永住タイプのマンションと言う言葉が出てきて、ずいぶん時間が経ちましたが、 一般の方にはまだまだ、マンションの永住性に不安をお持ちの方も多いと思います。

マンションだからと頭ごなしに永住性がないとは言えません。 ご家族の状況とマンションそのものの両者を考え、大丈夫と言う場合もあれば、 ちょっと問題があるということもあります。

一戸建てとしても建物の耐久年数が限界になったら、新たな費用負担をして、 建て替えるか住み替える必要があります。 マンションでも同様に、耐久年数が限界になった時の対応は、 費用の点でも手間の点でも一戸建てと変わりません。

ただやっかいなのは、建て替えの時期を自分達だけで判断できないこと、 老朽化が進んだマンションは売却しづらいことが一戸建てよりも難しくさせるかもしれません。

永住性を考慮してマンションを選ぶ際のポイントは、 ご家族(夫妻)が暮らしたい年数(想定寿命-現年齢)よりも想定耐用年数が上回るかどうかです。 やはり建て替えや売却しなくても良いようにした方がベストです。

マンション一般論では大丈夫でも、マンションの個別要素で、ダメなケースもあるということです。 例えば、あと20年程度かなと思われるマンションではダメですよね。

また、間取りの可変性(後々間取り変更がしやすいか)や メンテナンスの容易さも建物を長く使う(使用耐久性)も大事になります。

ご家族の状況については、地域性や将来の生活などをお考え下さい。 将来に渡り、その地域で生活することが問題ないでしょうか。

上にも書きましたが、築年数が経過したマンションは、売却しづらくなってきますので、 いざ、違う場所で暮らしたいと思っても、自宅の売却が出来ずに、 住み替えできないということもあります。

地域は問題なくても、生活スタイルそのものに変化や希望が出ることもあります。 例えば、将来庭いじりがしたいとか・・・。 やはり、じゃ一戸建てにしようと思っても、同じ理由で希望が叶わないことも。

これらのことを考えると、私はマンションそのものに永住性がないとは言えないが、 一戸建て以上に慎重に将来のことまで、考える必要があると思います。

さらにマンションを購入する場合は、一戸建てよりも予算を抑えることをお勧めしています。

これは、将来の何かの時に、お金が必要になった場合、 自宅の売却があてにできないことも考えられるからです。 住み替えるために、とか、いざというときに、 マンションを売却しなくても対応できるようにしたいです。 (一戸建てよりも住宅ローンの完済が早くなるように)

私の親戚(おじ)も、私が生まれる前から同じマンションに暮らしており、 定年後の老後生活を送っていますが、おそらくこのままそのマンションに永住すると思います。 (永住を完結したわけではないですが、永住したとなるのでは)

この方は、住宅ローンの返済をとっくに終わらせ、おそらく、 安いマンションなら買えるくらいの現金は持っていると思います。

最近のマンションは、永住性を考え、耐久性も可変性もかなりよくなりました。 永住することになっても、住み替えることになっても、 どちらにも対応できるように考えておくことが大事です。 何十年後は、自分たちも社会もどうなっているか予想できませんから。



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